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助産師ブログ

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定期的に当クリニック助産師から、出産・育児に関するアドバイスを更新していきます。
また、当院でのスクールの様子やケアについても更新していこうと思います。
出産や育児にお悩みの方や不安を感じている方へ 助産師からメッセージを込めて。

ボディワークでからだの使い方を知りましょう!

暦の上では立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きますね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

コロナも、インフルエンザも流行っているので
どうぞ身体に気を付けて過ごしてくださいね。

さて、お久しぶりの助産師ブログ。
これまた、お久しぶりの助産師のフジガキです。
本日のお題は、
「ボディワーク」です!

昨年、縁あって理学療法士さんの開催する「産後ボディワーク」のワークショップに参加してきました。
とても学びが多くて、「目からうろこ!」だったので、みなさんにもお伝えしたくブログにしました。

まず、「ボディワーク」の目的は、

「楽に、より機能的に身体を動かすことを学び、体性感覚(身体からフィードバックされるもの)、そして脳に刺激を入れることで自身の悪い「癖」に気づき無意識に良い姿勢や動作を獲得する

ことです。

実際にこのワークに参加した時、いかに自分がアウターマッスル(外側の筋肉)を使って無理やり身体を動かしているか、ということを実感しました。
妊娠していない私であっても、それだけ正しい身体の使い方ができていないので、
妊娠中や、産後の身体はもっと大変なことになっています。

妊娠中はホルモンの変化などで、身体が変化します。
それによって姿勢や、動き方、歩き方が変化します。
そして、その癖はみなさんの「脳」にインプットされてしまい、妊娠中だけでなく、産後も動きが機能的でなくなってしまうのです。

本来、人間は正しい身体の使い方を知っているはずなのに、様々な変化によって正しく使えなくなり、痛みが出現します。
「痛み」を感じるところは頑張りすぎているところ、つまり「被害者」であると先生は言っていました。
その原因を探ることから始めて、正しい身体の使い方で改善していく。
それは、「脳」の中の記憶も関連していて、「脳」に正しい身体の使い方をインプットさせてあげるとそれで自然と日々の動作が変わってきます。

ワークの動きは本当にシンプルなものから、ヨガやピラティスのような感じで動かすものまであります。
ほんのちょっとの単純な動きでも、身体の使い方が変わることが実感できます。

そして、
なんと、第1、第3のゆりママスクールの時により詳しく学んだ理学療法士さんがミニレクチャーをしてくださることになりました!

15~20分ほどの短いレクチャーですが、身体が変わるのを実感いただけると思います。
(おうちで続けていただけるとなお効果的です!)

私もまだ学び始めたところで、未熟者ですが、もしご興味のある方にはいくつかボディワークをお伝えできれば、と思っています!

ぜひご興味のある方は
妊婦さんなら第1、第3のゆりママスクールを、
産後の方、婦人科の方ならフジガキまでお尋ねくださいませ!

以上、フジガキでした。




先天性代謝異常検査について

まだまだ毎日暑い日が続いていますね。
みなさん夏バテは大丈夫ですか?

お盆休みが終わり、もうすぐ小学校の夏休みが終わってしまうので、夏休みの宿題を終わらせるために必死になっている助産師中屋です。

今日は先天性代謝異常検査(新生児マススクリーニング検査)についてお伝えします。

赤ちゃんをご出産された後、当院の入院期間はご出産された翌日から
初産婦さんは6日間
経産婦さんは5日間
帝王切開でのご出産の場合は8日間となっています。

この入院期間中に赤ちゃんが受ける検査の一つに先天性代謝異常検査(新生児マススクリーニング検査)があります。

生後5日目にこの検査を行います。

先天性代謝異常検査(新生児マススクリーニング検査)は、全国の自治体で行われています。
見かけは元気な赤ちゃんでも、生まれつき持っている病気を早く見つけて治療を行うことで、病気の発症や発育障害などを最小限にすることができるため、岐阜県では20種類の病気を対象に検査を受ける事ができます。
この20種類の病気に関して、岐阜県内の医療機関で検査した場合、検査費用は岐阜県が負担します。

入院中にお渡しする青色の申し込み用紙に必要事項を記入してください。

それと同時にもう一つ、追加で行う検査があります。
東海マススクリーニング推進協会が主体になり
・原発性免疫不全症
・ライソゾーム病(5疾患)
・副腎白質ジストロフィー(男児のみ)
・脊髄性筋萎縮症
これら8疾患を追加で検査する事が出来ます。

この追加検査については、任意の検査となりますので、追加で検査費用がかかります。
(詳細は入院中にご説明致しますね)

追加で費用はかかりますが検査を受けられることをお勧めしています。

その理由の一つとしては
検査項目の中にある原発性免疫不全症の中の重症複合免疫不全症(SCID)は生ワクチンを接種した場合に重篤な副作用が起きる可能性があるとされています。
生後2ヶ月から赤ちゃんは予防接種が始まっていきますので、追加の検査を受けられて、これらの病気がない事を確認された上で予防接種を受けていかれると安心だからです。

マススクリーニング検査の追加検査を希望される方は追加検査用(ピンク色)の申し込み用紙に記入をして提出してくださいね。





「二十歳の誕生日おめでとう」

7月28日は私にとって大切な人の誕生日。

助産師学生の時に実習で分娩介助をさせていただいたお子さんが二十歳になります。

ご縁があり、年賀状のやり取りや今まで毎年お誕生日プレゼントを贈らせていただいていました。
毎年、あなたの事を想い誕生日プレゼントを選ぶのがとても楽しみでした。

そして、今年の7月28日はあなたの二十歳の誕生日。
とても嬉しい気持ちになります。おめでとう。

そして、あなたのお母さんには当時学生だった私を受け入れてもらい、十分なケアやお産介助ができなかったにも関わらず、ありがとうと言っていただき感謝の気持ちでいっぱいになりました。この時、いつか誰からも信頼される助産師になりたいと強く思いました。

我が子のように成長を見届けさせていただきありがとうございました。

今年の誕生日は20年ぶりの再会の約束をし誕生日祝いをする事になりました。
もうじき、あなたに会える。
ドキドキワクワクしています。

助産師になり、最初に就職した先の産婦人科医師が当院の院長で。
新人の頃によく相談に乗っていただき指導してくださったのが当院の師長です。
院長、師長について開業当初から当院で助産師として働かせていただいています。
当院のスタッフも本当に素敵な助産師、看護師さんの集まりで、一緒に毎日働けるのがすごく幸せです。

私は助産師という仕事が大~好きです。
もちろん、大切な命を預かる仕事なので、緊張感や反省する事もありますが
こうやって助産師として初心を忘れずやってこれたのは学生時代の実習があたから。
そして、信頼できる医師の下で大切な仲間と仕事ができるので、子供を3人出産しても仕事と育児の両立を自分で選択し今も現場にいるのだと思います。

これからも、1人1人の貴重なお産に関われる事に感謝しながら、サポートさせていただきます。

7月のブログ担当、滝下でした~

デリケートゾーン、ケアしてますか?

こんにちは~!
みなさんいかがおすごしでしょうか?

毎日むし暑くて、じめじめした日が続きますね。
雨ばっかりでなかなかお天気にならない💦

洗濯物は乾かんわ、散歩から帰ったうちの犬は一日中湿っているわ、ですっきりしない毎日ですが、
本日はノー天気な助産師のフジガキが担当します。

さて、今日は梅雨時から夏にかけてにもってこいなお話。
「デリケートゾーンのケア」についてです。

最近CMでも
「夏~はこ~かんがかゆくなる~♪」なんてのがありますが、(知りません?)
まあ、これは男性用の痒み止めのCMなんですが、
やはり女性もこの梅雨時から夏にかけてデリケートゾーンのかゆみや、ムレの症状が多くなります。

まずは、デリケートゾーンについて少しお話しますね。

「おしも」とか、「おまた」とか言われるデリケートゾーンは「外陰部」といい、
女性では、大陰唇、小陰唇、陰核、膣口、尿道口がそれに含まれます。
女性の外陰部は男性に比べて感染に弱く、まさしく「デリケートゾーン」と言われるがごとく、
まぶたよりも薄い皮膚でできていると言われています。

そのため、女性の膣は、デーデルライン桿菌という常在菌の作用によって常に酸性(なんとpH3.5!かなり強い酸性です!)に保たれおり、
感染から守る役割を果たしているのです。

それでも、膣内のpHバランスが崩れたり、
まぶたほど薄い皮膚のために下着の摩擦や、生理用ナプキン、おりものシートといった化繊に接触することや、
尿などの排泄物が接触することによって、
かぶれやかゆみといったトラブルをおこしやすいのです。


では、どのようにケアしたらそういった不快症状を予防できるでしょうか。

まず1つ目は、
「専用のソープで優しく洗う」ことです。
先ほどお話ししたように、膣内は酸性で保たれています。
なので、専用のソープはpHコントロールがされており、酸性~弱酸性で作られています。
これによって、膣内の常在菌を落とさないように配慮されているのです。
また、「まぶたより薄い皮膚」なので、必ず手でソープを泡立てて泡で洗ってあげてください。
タオルで「ゴーシゴシ」なんて、実はかなり皮膚には負担になっていたんです。

2つ目は、
「保湿」です。
お顔と同じくらい薄い皮膚なので、洗顔後にお顔の保湿をするように、
デリケートゾーンも保湿が大切なのです。
お顔と同じく、保湿をすることで、肌のターンオーバーを助け、バリア機能も正常化してくれます。

3つ目は、
「保温」です。
骨盤の周りを温かくすること、特に夏場は冷房のかかった室内に居ることが増えるので、
骨盤周りを温めることで血流を良くし、常在菌を活性化することができます。

専用のソープや、保湿用の専用ローションやオイルはネットや薬局で購入することができます。
「デリケートゾーン専用」や「インティメイトフォーム/オイル」、「フェミニンウオッシュ」などと表記されていることが多いです。


ただし!
デリケートゾーンのかゆみや腫れ、痛みの原因には、これら以外に治療を必要とするものもあります。
「カンジダ菌によるもの」や
「バルトリン腺膿瘍」、
性行為感染症といわれる「トリコモナス症」や「ヘルペス感染症」などです。

かゆみがひどい、おりものがいつもと違う、痛みがある、などの不快症状があるときは受診して適切な治療を受けてくださいね。
ご自分で判断できない時も、お気軽に相談してください。

ではでは、まだまだ暑い日が続きますが、身体と同じく「デリケートゾーン」もすっきり健康で過ごしましょう!

以上、フジガキでした!



今こそ注意!赤ちゃんの熱中症対策

皆さんこんにちは。
助産師の辻です。
心地良い季節は束の間で、あっという間に夏日が観測される日も出てきましたね。
この季節、特に注意したいのが、『熱中症』。
まだ体が暑さに慣れていないこの季節は、特に注意が必要です。
さらに赤ちゃんは言葉で訴えることができず、体温調節機能もまだ未発達なので、周りの大人が気にかけてあげる必要があります。
そこで今回は、赤ちゃんの熱中症対策についてお話したいと思います。

まず、熱中症の症状としては…
・顔がほてって頬が赤くなっている
・体が熱くなっている
・尿量が少なく、色が濃い
・肌が乾燥している
・機嫌が悪い、元気がない
などがあります。

このような時は…
・体を冷やす
 首、脇、足の付け根などの動脈があるところを保冷剤などで冷やしてあげましょう。また、冷却ジェルシート(冷えピタ、熱さまシート等)はおでこに貼らないようにしましょう。ずれて鼻に付着しても、赤ちゃんは自分でどけることができないので、窒息する危険があります。

・水分を飲ませる
乳児には母乳やミルク、幼児には水やベビー麦茶、ベビー向けのイオン飲料などを飲ませましょう。

この様に、体を冷やす&水分補給の両方を試しても赤ちゃんの具合が良くならない時には、病院を受診しましょう。
夜間や休日などで受診するかどうか迷ったときは、こども急病電話相談窓口として『#8000』で相談することもできます。


でもその前に、熱中症を予防することが大切です。
室内では、基本的には大人が快適と感じる温度湿度帯であれば赤ちゃんも過ごしやすい環境ですが、大人の感じ方や赤ちゃんにも個人差があります。
梅雨から夏にかけての暑い時期は、室内では冷房を使って26~28度に保ちましょう。

また、毎年事故が起こりやすいのが、車内での熱中症です。
『少しの時間だから大丈夫』とか、『眠っているのを起こすのはかわいそう』などの理由で赤ちゃんを車に残したまま用事を済ませたいこともあるかもしれません。
しかし、クーラーを付けたままにしておいたとしても、暑い場所では車自体がオーバーヒートしてエンジンが停止してしまうこともあります。そうなると、クーラーも止まって、車内は高温になってしまいます。
決して赤ちゃんだけを残して、車から離れないようにしてくださいね❕

また、室外で注意することといえば、地面からの照り返しです。
ベビーカーで移動することが多い赤ちゃんや、身長がまだ低い幼児は、地面からの照り返し熱の影響を受けやすく、ベビーカー内は大人が感じているよりも2~3度高い状態になります。
暑い時間帯の外出はできるだけ避けたいところですが、どうしても必要な時は…
・帽子をかぶせて直射日光を避ける
・飲み物を持ち歩いて、こまめに水分補給をする
・タオルや着替えを持ち歩いて、汗を拭いたり、着替えたりができるようにする
・保冷剤を備えておく
・お出かけ前には日焼け止めを塗る

また、ベビーカーの暑さ対策として
・サンシェードをつける
・保冷シートをつける
・ブランケットを使う
・小型扇風機を取り付ける

等があります。
ぜひ、参考にしてみてください。

ジメジメした梅雨が過ぎたら、いよいよ夏本番がやってきます。
熱中症になる前に、気温や生活環境に合わせて必要な対策をとり、赤ちゃんと快適な夏を楽しんでくださいね❕

赤ちゃんのスキンケア ~紫外線対策、どうしていますか?~

皆さんこんにちわ!

ゆりLCの美容部員(自称)こと、助産師の新家です!

寒い冬が終わり、春の訪れ...
日も長くなり、暖かくなって、嬉しいですね!
ですが、同時に気になりはじめたのが、日差し....!

皆さん、春の紫外線量は、真夏と同じ!ってご存じですか?

しかも、春のお肌は冬仕様からの衣替え真っ只中...。
そのため、この季節、お肌は紫外線のダメージが大きくなりがちなんです。
ポカポカ陽気で、そろそろお母さんも赤ちゃんもお散歩デビュー🎶と、いう方も多いこの季節。
お母さんは勿論、お肌のデリケートな赤ちゃんならば、尚更しっかりとした紫外線対策をしてあげたいところです!
ちなみに、赤ちゃんの肌は大人の皮膚と比べて約1/3の厚みしかないとされているので、きちんとケアしてあげたいですよね。

そこで、今回は赤ちゃんのスキンケア。特に保湿と紫外線対策についてのお話をお届けします。

赤ちゃんのスキンケアで大切なこと。それは何といっても 『保湿』 と 『紫外線対策』 です。

⚫ 『保湿

空気が乾燥する冬は終わりましたが、夏も保湿は重要ということ、ご存じですか?
冬と違って暑くなると汗ばみ、肌はしっとり....。でも、汗でお肌は潤いません。
ただでさえ潤いの少ない赤ちゃんのお肌は、紫外線にさらされることで、更に潤い不足に!
その為、引き続き保湿ケアをすることをお勧めします。
保湿により、肌のバリア機能がサポートされ、様々な皮膚トラブル予防にもつながりますよ!
保湿ケアのポイントとして...

 たっぷりの量を使う! 

量の目安は塗った後にティッシュが肌に張り付く程度を。
「そんなにっ?!」と、感じられるかもしれませんが、赤ちゃんのお肌はすぐに吸収していきます。
お肌に浸透させようとゴシゴシ塗り込むのでは無く、一方向にスーッと伸ばすイメージで使用すると良いでしょう。

⚫ 『紫外線対策』

赤ちゃんのお肌は大人よりも紫外線の影響を受けやすいのが特徴です。
そのため、大人と同様に赤ちゃんにも日頃から日焼け止めを使用されることをお勧めします。
使用のポイントとして....

①低刺激の物を選びましょう。
→防腐剤、合成香料、合成着色料、石油系の界面活性剤は、赤ちゃんの肌に刺激が強く、負担がかかるため避けた方が良いでしょう。
パッチテストをしてからの使用をお勧めします。
また、紫外線吸収剤が入っている物は紫外線のカット力は強くなりますが、その分お肌への負担や刺激は大!
紫外線吸収剤の入っていない、ノンケミカル処方のものが良いでしょう。
 ちなみに、『SPF』は15~20程度。『PA』は++程度であれば十分です。
②十分な量をムラなる塗りましょう。
③肌のこすれや汗で落ちてきてしまうため、2~3時間おきに塗り直してあげるのが望ましいとされています。

中には虫除けもできる日焼け止めや、お湯でスッと落とせる日焼け止め等もあります。
毎日使うものは、肌に優しい物を意識して選ばれることをお勧めします。

尚、塗る順番も気になるところ...。
それぞれの効果をしっかり発揮する為には、塗る順番も大切なんです。
正解は...

 『 保湿剤→日焼け止め→(虫除け)が正解!! 』

大切な赤ちゃんのお肌を、守り、これから来る夏本番に向けて、今から早め早めに備えていけると良いですね。

パパの育児

こんにちは☆
助産師ブログへ訪れてくださりありがとうございます。
助産師の伊藤です。

暖かい日が続き、桜も満開ですね!

今日はパパの育児についてお話しようと思います(^-^)

近年は女性は妊娠しても、仕事を退職せず、産休・育休を取得し、その後仕事復帰される方が多いです。
さらに、最近では、男性も育休を取得される方が増えてきています。
当院で出産された方の中にも、パパが育休をとる方が、ここ最近、増えてきたように思います。

ママは出産があるため、産後は心身ともに休む必要があります。ですが、周りにサポートしてくれる方がいないと、産後すぐまだ身体が回復していない時から、育児・家事など全ての事をやらなければいけません。
育児は、ママにとっても初めての事で、分からない事不安な事ばかりです。パパも初めての育児で何をどうすればいいのかわからないと感じると思いますが、それはママも一緒です。

入院中は私たち助産師に何でも相談してもらえば良いのですが、退院後はそれが出来なくなります。その時に一緒に育児をする人がいるとすごく心強いのです!!

赤ちゃんはママ・パパふたりの子どもです。
パパは手伝うのではなく、一緒に育児をしていってもらいたいです。ただ、それは育休をとる事=育児をしているのではありません。育休中にどのように過ごすのかが重要です。

仕事が休みだからといって、普段の休日と同じように過ごすのでは、育休を取った意味がありません。
産後のママの身体を労わるためにも、母乳をあげる以外の育児、家事どんどんしてくださいね。そして、ママの話もたくさん聞いてあげてくださいね。話を聞いてもらうだけでも、心が少し楽になる事もあるんです。
また、パパ全員が育休をとれるわけでは、ありませんよね。育休を取ってないから、自分は育児や家事が出来ないと思う必要はありません。ママよりは時間は短いかもしれませんが、その中で積極的に赤ちゃんと関わっていってもらいたいなと思います。

最近、育休を3ヶ月とったパパが話していました。夜中の授乳など、すごく大変だったけど、一緒に過ごしたことでママの大変さがわかった、赤ちゃんの成長が近くで感じる事が出来て嬉しかった、育休をとってよかったと。


いざ赤ちゃんが生まれてから、育児・家事など、どのように分担していくのか考えるよりは妊娠中から、というか妊娠する前から、夫婦で話しておくといいのかもしれませんね。
子育ては、ママひとりではなく、みんなでしていけばいいんです。

ママもパパも楽しく子育て出来る事を願っています(^-^)


ニューボーンフォトを知っていますか?

こんにちわ☆
ニューボンフォト担当の事務の井藤です。

ニューボンフォトとは何?

と疑問に思うママやパパも多いと思います。
ニューボンフォトとは、『生まれたての赤ちゃんの写真』のことです。
おくるみに包んだり、かごの中に入ったりと、赤ちゃんの小ささを
実感できる写真に仕上げるのが特徴です。

本日は、ニューボンフォトの撮影風景を案内させていただきます











おくるみに包んだり、着ぐるみの衣装を着たり、ミルクを飲んでいるところなど
色々な赤ちゃんの様子を撮影させていただいております♡

撮影の合間にママのスマホでも撮影していただいてます♡

ぬいぐるみや、パパとママの指輪や、一緒に撮りたいグッズがあれば
ぜひご持参下さい♡

今しかない一瞬を記念に残しませんか?

産後ケア事業を知っていますか?

こんにちわ〜!
お久しぶりです、助産師のフジガキです。

どうも今週末から来週にかけて大寒波がやってくるようで。
なんでも10年に1度らしいですね、
「爆弾低気圧や寒波が来るとお産が増える」、というのが私たちのあるあるでして、どんなことになるのやら。
今からドキドキしています。
予定日が近い方、お待ちしておりますね~(笑)!
みなさんも寒さ対策、万全にしてくださいね。


さて、今日は「産後ケア事業」についてお話したいとおもいます。

みなさんは「産後ケア事業」をご存知ですか?

これは、産後に十分な家事や育児などの支援が受けられず、ココロやカラダの不調を感じたり、
育児に対する不安があるお母さんたちに対して、助産師等の専門職がサポート、お手伝いをするものです。

希望するお母さんと赤ちゃんは、
病院などで数日宿泊する「宿泊型」、
助産院等へ通う「デイサービス型」、
また、助産師などがお宅へ訪問してお手伝いする「アウトリーチ型」の3つの形でサービスを利用することができます。

全国各都道府県が実施していますが、岐阜県でも各市町村単位で「産後ケア事業」を実施しています。
申し込みは、お住いの市町村ごとに申し込みをしますが、

例えば、岐阜市の場合なら、

市内の各母子健康包括支援センターが窓口になっており、
出産後1年未満のお母さんとその赤ちゃんで、岐阜市に住民登録があれば利用できます。
主なサービスは、お母さんの健康管理と生活面の支援、乳房管理、授乳相談、沐浴などの育児支援です。

利用料金には公的な補助金が適応されるので、
「宿泊型」で1回あたり6818円、「デイサービス型」で3409円の負担になります。
利用期間には限度があり、「宿泊型」は1泊を1回として6回まで、
「デイサービス型」「アウトリーチ型」は7回まで利用可能です。

当院も「産後ケア事業」の委託医療機関になっています。

現在のところ、「当院で出産された方」を優先にお手伝いをさせていただいていますが、
里帰りの方や他院出産の方なども自治体からの相談により受け入れを行なっています。

ついつい「頑張りすぎ」になってしまうお母さん、
核家族で生活する社会背景がそうさせてしまうのかもしれません。
また、「母としてこうあるべき」「育児はこうするべき」などの、「あるベきの呪い」に囚われているのかもしれません。

育児は確かに大変です、一人の人間を育てるのですもんね。
でも本来は「楽しい」、「幸せなもの」であることが一番大切です。
お母さんがココロもカラダも元気で、幸せなら、きっと赤ちゃんも幸せなんです。

元気で幸せな育児にするために、お手伝いが必要なら「助けて〜」と声にしてください。
私たちもいつでもお手伝いできる体制で待っています!

赤ちゃんは なぜ泣くの?

こんにちは 助産師のアオキです!
本日は赤ちゃんの感情についてお話をします。


おっぱいもあげたばかりなのに、
オムツも変えたばかりなのに、
赤ちゃんは、どうして泣いているの?
どうしたら泣き止んでくれるの?

泣いている原因が分からず、赤ちゃんがずっと泣いていると、こっちまで泣けてきますよね(´;ω;`)


私たち大人は 『怒り』 『悲しい』 『悔しい』 『辛い』 『喜び』 『楽しい』 『嬉しい』 など、さまざまな感情がありますよね。
最終的に大人と同じような感情を獲得するのは2歳ごろと言われています。

では、生まれたばかりの赤ちゃんの感情はどうでしょうか?

生まれて間もない赤ちゃんの場合、感情面はまだまだ未発達で、感じているのは 『興奮』 という感情だけと言われています。
赤ちゃんにとって生まれたてのお外の世界は刺激だらけ。
そのため、多くの刺激を興奮という感情でキャッチして泣くことを繰り返します。

そして次に獲得する感情は 『不快』
その次に 『快』 
自分にとって快適なこと、不快なことの2種類があることを学びます。

興奮しているとき、不快なとき、
まだ喋ることができない赤ちゃんは「泣く」という表現でしか感情をつたえることができません。

赤ちゃんがずっと泣いていると、どうしたら泣き止んでくれるのか、
悲しくなったりすることもあるかもしれません。
けど、そんな時はまずお母さんの方が落ち着いてあげましょう。
興奮が収まるまで、あやして赤ちゃんに付き合ってみたり、
この姿勢では寝たくないのかな?
暑かったり、寒かったりするのかな?
不快の原因を探ってみましょう。

何かを痛がったり、嫌がったりして泣いているわけではないと思うと、
心に少し余裕が生まれるかもしれませんね。


子宮頸がんワクチンについて②

こんにちは。助産師の辻です。

今日は子宮頸がんワクチンについて第二弾です。
前回、子宮頸がんの原因やワクチンの種類についてお話しました。
そこで今回は、子宮頸がんワクチンの注意事項について、お話したいと思います。



●接種時期と接種回数
小学校6年生~高校1年生の女子が対象です。
① サーバリックス…… 初回接種の1か月後に2回目、初回接種の6か月後に3回目を接種
② ガーダシル………   初回接種の2か月後に2回目、初回接種の6か月後に3回目を接種
③ シルガード9……… 初回接種の2か月後に2回目、初回接種の6か月後に3回目を接種(全額自己負担)

※キャチアップ接種
 日本では、2013年6月から、副反応問題のため、接種推奨の差し控えが約9年続いていました。
しかし、ワクチンの効果と安全性が見直され、積極的接種推奨に変わってきました。
そのため、1997年4月2日~2006年4月1日生まれの女子は、2022年4月~2025年3月までの3年間、定期接種として無料でワクチンを受けることができるようになりました。
また、2022年3月までに自費でワクチンを受けた人に対して接種費用を払い戻す制度もあります。
詳しくは、お住まいの自治体にお問い合わせください。


●接種後の注意について
受けたところの痛み、局所反応があります。接種時の痛さは、他のワクチンと大きく変わらないとされますが、数日間にわたり筋肉痛が起こることもあります。
過去には広範な慢性の体の痛みや運動障害を中心とする様々な症状が問題となり、一時期接種の推奨を控えられていた時期もありましたが、その後の調査により、ワクチンそのものが原因となった可能性は否定的と考えられています。
但し、これらの症状がすべて副反応である可能性が否定されたのではなく、接種に伴う痛みや接種前後のストレスがこのような症状を引き起こすきっかけになることも考えられます。
ワクチンへの緊張から、迷走神経反射(失神)を起こすこともあります。
緊張しやすい人は接種前に医師に申し出て、安心して受けることのできるよう、配慮してもらってください。



当院でも、子宮頸がんワクチンを受ける方が増えてきました。
ただ、ワクチン接種だけですべての子宮頸がんを防げるわけではありません。性交渉の経験がある人は、必ず子宮頸がん検診も受けることが大切です。
このワクチン接種と、定期的な子宮頸がん検診を受けることで、しっかりと予防していきましょう。

子宮頸がんワクチンについて①

こんにちは。助産師の辻です。
朝晩冷えるようになってきましたが、皆さん体調を崩されてはいませんか?
冷え性の私には辛い季節が近づいてきて、少し残念に思っているところです。

さて今日は、先月の子宮頸がん検診のお話に続き、子宮頸がんワクチンについて、お話したいと思います。

皆さんや、皆さんのお子さんは、子宮頸がんワクチンを接種されましたか?
私の周りでも、受けようか迷っているとか、どの種類を受けたらいいか分からないという声をよく耳にするので、少し詳しく説明したいと思います。

子宮頸がんは、主にHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因です。
ある報告では、異性との性交渉の経験がある女性の50~80%が一生に一度はHPVに感染すると推計されています。それくらい、ありふれたウィルスなのです。
ただ、HPVに感染しても、90%以上の場合、2年以内にウィルスは自然に排出されると言われています。
ウィルスが排出されずに数年から数十年にわたって感染したままになると、一部の人でがんになることがあります。
そこで、このHPV感染を防ぐ子宮頸がんワクチンの接種が大切になるのです。

国内で承認されている子宮頸がんワクチンには、2価、4価、9価の3種類ありますが、定期接種として使われているのは、その内の2価ワクチンと4価ワクチンのみになります。

① 2価ワクチン(サーバリックス)
子宮頸がんの主な原因となるHPV16型と18型に対するワクチン  

② 4価ワクチン(ガーダシル)
16型、18型と、尖圭コンジローマの原因となる6型、11型の4つの型に対するワクチン

③ 9価ワクチン(シルガード9)
4価ワクチンの4種類に加え、31、33、45、52、58型の9つの型に対するワクチン

これらのワクチンはHPVの感染を予防するもので、すでにHPVに感染している細胞からHPVを排除する効果は認められません。ですから、初めての性交渉を経験する前に接種することが最も効果的です。

当院では、定期接種としては基本的には4価ワクチン(ガーダシル)を扱っております。
9価ワクチン(シルガード9)の接種をご希望の方は、全額自己負担になります。
こちらをご希望の方は、予約時にお申し出ください。


来月は、ワクチン接種に関する注意事項などについて、お話したいと思います。



子宮頸がん検診

こんにちは。助産師の伊藤です。
8月2回目の助産師ブログは、子宮頸がん検診についてです。

みなさん、子宮頸がん検診は受けていますか??
日本では国の指針として、20歳以上の女性において、2年に1回の子宮頸がん検診が推奨されています。
子宮頸がんは、子宮の入り口部分(頚部)にできるがんで、20~30代の若い女性に増加しています。性交渉の経験がある方は誰でもなる可能性がある病気です。

初期の子宮頸がんにはほとんど自覚症状がありません。
子宮頸がんが進行すると、
・生理に関係のない出血がある
・茶色のおりものが増える
・下腹部や腰が痛む   
などの症状が出ることがあります。

子宮頸がんになると、妊娠や出産に影響が出る可能性もあります。
初期のがんであれば、子どもを産むことを考えて、子宮を残して手術する方法があります。
がんが進行してしまった場合、子宮をとる手術や放射線治療の必要があるため、妊娠や出産ができなくなります。

産婦人科に一度も受診をしたことがないと、検診を受けるのも、緊張したり、勇気がいりますよね。でも、子宮頸がんは、早期に見つける事が大切といわれています。受診されたことがない方は、検診について、イメージがわかないと思いますので、ここで検診の流れについて、お話ししますね。

●検診の予約をする(当院でもお受けできます。生理中はさけてくださいね。詳しくはホームページ参照)
●病院に着いたら→受付後、問診票を記入します。(最終月経日や、月経周期の記入が必要なので、生理周期のメモなどがあるとよいです)
●検診→医師の問診後、内診室に入り、下着を脱いで診察台に上がります。最初に子宮の形や大きさ、位置や痛みがないかなどを内診します。その後、検診用のヘラやブラシなどで、子宮の入り口をこすって、細胞を採取します。
●検診後→1~2週間後には結果がわかります。結果は郵送の場合や、後日受診の場合があるので、受診された病院で確認してくださいね。

定期的に検診を受けることが大切なので、受けていない方はぜひ、受けられるとよいです。検診について、心配な事や相談したい事がある方は、周りの受けたことがある方に聞いてみたり、当院やお近くの産婦人科などに相談してみてくださいね!みなさんが積極的に検診が受けられる環境をととのえていきたいと思います!







妊娠中の紫外線対策

こんにちは。助産師の新家です。

今年の夏も暑いですね~!
今年も、お肌は紫外線の脅威にさらされ、私も日焼け対策に余念がありません。

皆さんは、紫外線対策万全ですか?

ただでさえ、紫外線の多いこの季節。誰しも、紫外線対策に勤しむ事かと思いますが、妊娠中は特に紫外線は大敵!!ということをご存知ですか??

妊娠すると、ホルモンバランスの影響で、非妊時よりも紫外線を受けやすくなります。
そのため、しっかりと紫外線対策をしておかないと、シミが出来やすくなってしまうと言われています。

では何故、妊婦さんが非妊時と比べ紫外線を受けやすくなるのか・・・?その理由と、妊婦さんにお勧めの紫外線対策についてお話したいと思います。

●妊婦さんは日焼けによるシミが出来やすい?!
  妊娠すると、ホルモン分泌が増え、「メラノサイト」と呼ばれる「メラニン色素(肌を黒くする)」を作り出す細胞が活発になるといわれていま
 す。そのため、今まであったシミが目立つようになるだけでなく、新しいシミも出来やすくなります。

●妊婦さんの日焼け対策!!4つのポイント!
 ①紫外線対策をする
   紫外線は5月以降急激に強く照り付けるようになると言われています。夏だけでなく春先から日常的なUVケアを心がけましょう。
  尚、外出の予定がない日でも、油断は禁物です。ゴミ出しや洗濯物を干す時にも、日差しは容赦なくお肌に照り付けています。室内でも紫外線を浴
  びるリスクがある為、毎朝のスキンケアに加えて、UVケアも習慣にされると良いでしょう。

 ②美白ケアをする
   今は、美白化粧品が豊富ですよね。美白化粧品は日焼けによるシミを表面化させない為に大切なものと考えられています。ただし、機能が豊富な
  美白ケア用コスメは、若干刺激が強めの傾向にあります。妊娠中の肌はデリケートなので、事前にパッチテストを行い、相性を確認してから使用す
  ることをお勧めします。

 ③保湿をする!
   シミが肌に定着するのを防ぐためには、保湿ケアは欠かせません。保湿することで、肌の健康が守られてターンオーバーを促進し、日焼けからの
  ダメージ回復が早まると言われています。妊娠中は、ホルモンバランスの変化から普段以上にお肌が乾燥しやすくなります。今まで以上に保湿に
  重点を置かれることをお勧めします。

 ④日焼け止め選びにも留意を!
    〇妊娠中はミルクタイプやローションタイプが安全!
     →スプレータイプやミストタイプの日焼け止めは、成分を直接吸い込んでしまう可能性がある為、塗り広げるタイプをお勧めします。
    〇UVカット機能よりも、肌への優しさを重視!
     →「SPF」「PA」数値が高いほど日焼け止めの効果が高いですよね。しかし、その分お肌への刺激も強い!!デイリーに使う日焼け止めなら
      ば、「SPF15~25」、「PA++」程度でも効果は十分です。
    〇無香料のタイプをお勧め!
     →妊娠中はホルモンバランスの変化やつわりの影響で香りにも敏感!!無香料のタイプがお勧めです。

 ここで豆知識!!!

  ビタミンを多く含む果物は、お手軽に美味しく摂ることができ、美肌作りのサポートとして魅力的な食べ物ですよね。
 でも、そんな魅力的な果物の中にも、実は朝に食べると日焼けしやすくなる果物があるということを、御存知ですか??

 それは・・・ 「 ・オレンジ ・グレープフルーツ ・キウイフルーツ ・レモン ・パイナップル 」  です。

 これらの果物には「ソラレン」という光毒性(紫外線を肌の内側に吸収しやすい性質)があり、朝に食べると日焼けしやすく、シミや色素沈着の原因となってしまうといわれています。ソラレンは身体に入って2~3時間で全身に行き渡るため、朝食べた場合、ちょうど太陽が高い頃に紫外線を浴びる可能性が高い時間となる・・・それが、朝に食すことをお勧めできない理由です。しかし、決して「食べない」という選択肢ではありません。時間帯を加味して摂られると良いですね。

 では、逆に朝に食べても大丈夫な果物は??気になるところですよね。
1番のお勧めはリンゴです。リンゴに含まれるポリフェノールは紫外線からお肌を守ってくれるといわれています。シミの原因となるメラニンの生成を抑制するだけでなく、紫外線もカットしてくれるので、とても魅力的な果物ですよね。

他にも、バナナや苺、ブルーベリーも朝に食べてもOKな果物ですよ。

暑い暑い今年の夏・・・紫外線に負けず、そして、暑さに負けず、素敵な夏をお過ごしください。

「美」は女性の永遠のテーマです。


赤ちゃんの聴覚検査

こんにちは 助産師のアオキです!
本日は赤ちゃんの聴覚検査についてお話します。


赤ちゃんは、お腹の中にいるときから大人と同じように耳が発達して外の音を聞いています。
生後間もなくから、『みる』 『きく』 『さわる』などの感覚を通して、
周囲の刺激を受け取って、コミュニケーションを育み成長します。


生まれてくる赤ちゃんの1000人に1~2人は、生まれつき難聴をもっているといわれています。
生まれつき難聴は、見た目では判断しにくく、検査をすることでしか発見できません。
もちろん、助成はありますが、検査は任意であって強制するものではありません。
しかし、早期発見することにより、精密な検査をさらに受けることができたり、
早期に補聴器の装着や手話の指導などの支援や治療を受けるという選択肢を持つことができます。


当院では、生後4日目の赤ちゃんに対して検査(自動難性脳幹反応検査・自動ABR)を行っています。
検査に要する時間は数分間で、痛みを伴いません。もちろん、お薬なども使用しません。
赤ちゃんが泣いたり、動きすぎたりすると、検査が出来ない場合があるので、しっかり寝ている状態で検査をします。

成長の過程でかかる病気などもあるため、聴覚の正常を100%保証するものではありませんが、
難聴は、赤ちゃんのうちに発見し、適切な支援を受けることによって、成長の発達を促すといわれています。

積極的に聴覚検査を受けましょう!!

検査について詳しく知りたいことがあれば、直接スタッフにお声掛けくださいね!

妊娠中のカフェインについて

こんにちは~!

ネコ4匹と暮らす、助産師の松波です。

カヌレ作りにはまりつつ、甘い物のお供である、コーヒーを、気づけば毎日何杯も飲んでいました。

私の嗜好品であるコーヒー。

最近は飲み過ぎなのか、頭が痛くなることが多くあり、カフェインを控えるようになりました。。。(笑)


そこで、今回は、妊娠中のカフェインについて、お話します。


現在、カフェインの推奨量は、1日あたり、最大200mgの摂取であれば安全であると言われています。
これは、だいたいコーヒー2杯分くらいの量です。

私も毎日ついコーヒーを飲んでいましたが、
妊娠したからと言って、突然カフェインを制限するとなるとそれがストレスになって、精神的負担に繋がりかねません。
コーヒーなどのカフェインが嗜好品の方なら、まずはカフェインを摂りすぎないようにして、飲むこと自体は、無理に我慢する必要はありません。


『カフェインの作用について』

カフェインは、胎盤を簡単に通過する事が知られています。
なのでお母さんと同じ量のカフェインに、赤ちゃんもさらされてしまいます。
また、お母さんがカフェインを代謝する速度は、妊娠している期間によって異なりますが、

妊娠中期には、1/2
妊娠後期には、1/3
まで、代謝は低下してしまいます。

そのため、カフェインの半減期は妊娠初期だと約5時間程度なのに比べて
妊娠38週頃には、約18時間もかかってしまいます。

妊娠後期に半減期が長くなるということは、体の中にカフェインが残る時間が長くなるということです。


『カフェインが赤ちゃんなら与える影響について』

胎盤の血管収縮を増加させて、赤ちゃんの酸素化障害を起こすリスクがあるとされています。
カフェインをたくさん摂りすぎると、流産、早産、低出生体重児のリスクが増えたり、また、小児期に入ってからの太り過ぎや肥満が増えることもあります。


『カフェインを摂取すべきか?』

1日にコーヒー2杯程度の量なら、問題ないとされています。

ただし、継続的に毎日摂取するとなると、やはり赤ちゃんへの影響は蓄積されてしまうことが考えられます。
そのため、

「コーヒーを楽しむ!」

という程度に留めておくことが、大切かもしれません。

日常的に摂取するのであれば、カフェインレスのコーヒーや、少ないものに切り替えてみてもいいと思います。

(カフェインを多く含む飲み物)
コーヒー、玉露、紅茶、煎茶、ウーロン茶、エナジードリンクなど

(カフェインを含まない飲み物)
麦茶、黒豆茶、蕎麦茶、ルイボスティーなど


❤︎妊娠中は、飲み物を新規開拓するチャンスです。
嗜好品を我慢することは辛いですが、今まで馴染みのない飲み物が実はすごく美味しかった!と気付けるきっかけになることもあります。
妊娠をきっかけに変化を楽しむことも、人生を楽しくするチャンスです。

女性は、妊娠、分娩、産褥期を通して、多くの変化を体験します。
それぞれの時間に、新しい自分をみつけてみるのも良いかもしれませんね。

変化を恐れず、楽しめる人生。
女性が輝くことのできる瞬間です。

何か聞きたいことがあれば、いつでも声をかけてください。
みなさんに会える日を、楽しみにしてますね。






スキンケア

こんにちは。助産師の島田です。
今回は、スキンケアについてです。

ここ数年、赤ちゃんの保湿が推奨されているのは御存知ですか?

大人に比べると、赤ちゃんのお肌はすべすべで羨ましい~。と思いますが、赤ちゃんのお肌も乾燥するんです。
皮膚が乾燥すると、バリア機能が低下するので、ダニやカビ、食物などのアレルゲンが皮膚の中へ侵入しやすくなります。
アレルゲンの侵入はアトピー性皮膚炎の原因になり、他のアレルギーを引き起こす可能性があります。

新生児期から保湿をすることで、アトピー性皮膚炎の発症リスクが3割減少するという研究結果があります。
ですが、ただ保湿をすれば良いというわけではありません。スキンケアにも注意点があります。

①汚れをしっかり落とす
 毎日、お風呂に入れてあげましょう。
 皮脂汚れはお湯だけでは落とせません。赤ちゃん用石けんを使用し、泡でやさしく洗います。
 お湯の温度にも注意してください。熱すぎるお湯は乾燥の原因になります。38~40℃が良いです。

②泡をしっかり落とす
 せっかくキレイに洗ってあげても、泡が残っていると肌荒れの原因になってしまいます。

③水分を拭き取る
 赤ちゃんの皮膚はデリケートです。ゴシゴシこすると傷ついてしまうので、ポンポンと抑え拭きしましょう。

④保湿
 仕上げに保湿剤です。からだの隅々までたっぷりと保湿剤を塗ってあげてくださいね。


スキンケアの方法は大人も同じです。
かゆみにお悩みの方、赤ちゃんのお肌のように、自分のお肌も優しく扱ってあげてくださいね。
(乾燥が強い方は、保湿クリームを塗る前に、化粧水で水分を補ってあげると良いですよ)

自家製味噌づくり

みなさん、こんにちは!助産師の滝下です。
味噌づくりは、冬場の寒い時期に仕込むのが良いといわれていますが、我が家は先日味噌づくりを終えました!

今年も味噌の材料は、助産師の藤垣さんに発注していただきました!
★大豆2升 ★生麹2㎏ ★塩1.2㎏

今年は、「塩切り作業」(麹と塩をムラなく混ぜておくこと)を1週間前にしておきました。
より、まろやかなお味噌になるとの事で試してみました!

うちのクリニックの助産師中屋さんと私は醸せ師という資格をとり、発酵食品、発酵調味料を日々の生活に取り入れています。

今日は、醸せ師目線で味噌作りのポイントをお伝えしますね!
味噌の味と色は塩と麹の量で決まります。
塩が少なく麹の量が多ければ「甘い味噌」、塩が多く麹の量が少なければ「辛い味噌」になります。
そして、熟成期間が短かければ「白味噌」、長ければ「赤味噌」になります。

もう1つ大事な事は、味噌の色はメイラード反応によって決まるという事。
このメイラード反応とは、アミノ酸と糖による反応の事です。
アミノ酸は、褐色をしておりその色がより濃く出る現象の事をいいます。
アミノ酸の量が多ければ色が濃くなり、少なければ色は薄くなります。
アミノ酸の集合体は蛋白質で、大豆の蛋白質は水溶性である為、大豆の処理の仕方で残ってくる蛋白質の量が変わってきます。
つまり、大豆を水につける「浸漬」の際に大豆の蛋白質は水に溶け込んでいる為、栄養満点で旨みがある濃い味噌を作りたければ、
浸漬に使ったお水は決して捨てません!
大豆の蛋白質が溶け込んだお水ごと煮る事を心がけてみてください!
メイラード反応によって生成されるメラノイジンという成分は、抗酸化作用が非常に強いとされています。
大豆を処理する時から意識して、アミノ酸の量が多い赤味噌になる様に作ってみるのも良いかもしれませんね!

来年の味噌作りに参考になれば嬉しいです。
麹を使った発酵食品、発酵調味料は腸内環境を良くし免疫力アップにも繋がりますので、オススメです!!










まんまる抱っこ

みなさんお久しぶりです。
助産師の中屋です。

今年はとても寒かったですが
もうすぐひな祭りですね。
少しづつ暖かくなってきて春が待ち遠しいですね!!

今月は赤ちゃんの抱っこについてお伝えしたいと思います。

タイトルにあるように

赤ちゃんの抱き方について、「まんまる抱っこ」と聞いたことはありますか?

あかちゃんを抱っこする時は背中が丸くなるように抱っこするといいんですよ。

人間は他の動物と違って二本足で直立歩行をしています。
そのために背骨は緩やかなS字状カーブをえがいて、歩行のバランスを保つようになっています。

ところが生まれてすぐの赤ちゃんの背骨はC字カーブです。
首が座るころに首の骨(頸椎)が前にカーブし、
歩き始める頃に腰の骨(腰椎)が前にカーブし始めS字状の背骨が出来てきます
背骨のS字カーブが完成してようやく赤ちゃんは歩けるようになるのです

しっかり歩けるようになるまでは背骨のS字カーブがまだ完成していないので、
背骨をC型に保つまんまる抱っこが赤ちゃんにとっては心地よい抱っこの形ということになります

赤ちゃんの抱っこがしっくりこない
なかなか泣き止まない
抱っこしててもなかなか寝ない

育児が始まるとそんな悩みも出てきますが、赤ちゃんを抱っこする時に背骨を丸く保つように意識してみて下さいね!

まんまる抱っこぜひマスターしたい!という方は入院中遠慮なくスタッフに声をかけて下さいね!
抱っこのコツ、寝かしつけのコツお伝えしますよ★


骨盤は身体の大事な土台です!

こんにちわ~!

まだまだ寒い日が続きますね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
助産師のフジガキです。

今日は、『骨盤』のお話をしようと思います。

新型コロナウイルスのさらなる蔓延で、なかなか外出もままならない日々が続いています。
在宅でのお仕事が増えたり、おうちで過ごす時間が多いかと思いますが、
どうしてもお家で過ごすと、ダラ~っとした座り方で過ごしてしまいませんか?

私も、休みの日は犬たちと一緒に俗にいう 「スマホ座り(椅子やソファに浅く腰掛け、背中を丸めて座る姿勢)」 でソファに座っていることが多いです。
コレ、楽だけどほんとは骨盤のゆがむ原因になるんです。

『骨盤』は家に例えるとまさに「土台」と言われています。
背骨のS字カーブで歩行のバランスを保ち、上半身の重みを支え、足からの衝撃を支えている形になります。
この骨盤がゆがむと、
「腰痛」、「肩こり」、「背中やお尻の痛み」などが出てきます。
お産を経験した人にいたっては、
「尿漏れ」、「頻尿」、「お風呂で膣にお湯が入る」・・・
などの症状を自覚することもあります。

特に妊娠すると、お産に向けて骨盤の関節などをつないでいる靭帯を緩めようと、 「リラキシン」 というホルモンが分泌されます。
それにより、妊娠する前よりもさらに骨盤がゆがみやすくなるのです。

妊娠中はまさに、「骨盤緩みっぱなし!!」と言っても過言ではないのです。

しかも、骨盤に背骨が直立しているので、骨盤が緩むとバランスが取れず倒れそうになるのを腰からの筋肉で必死に支えようとします。
その負担により、背中や腰はパンパン、肩が凝り、頭痛がする、おしりも大きくなったり、O脚になる・・・・はては、「切迫早産」の原因になる、とも言われています。
良い事なしですね・・・・💦 

そこで、日常生活で座り方や、過ごし方を気をつける必要があるわけです。
妊娠中はもちろん、妊娠していない時でも、男性の方でも、日常動作で骨盤のゆがみを防ぎましょう。

まずは、座り方からです。

「あぐら」、
「片膝立てあぐら」、
「正座」
は、骨盤をゆがませない良い座り方です。 

NGな座り方は、

「足を組む」、
「お姉さん座り(横座り)」、
「ぺたんこ座り」、
「スマホ座り(浅く腰掛け、背中を丸める、首を下向ける)」 です。
また、現代人は車の普及により日常的に身体を使わなくなっています。それにより筋肉が弱くさらにゆがみやすい生活になっています。
積極的にインナーマッスルを意識する日常生活
階段を使う、よく歩く、しゃがむ、深い呼吸(腹式呼吸)をする・・・などを心掛けましょう。
日々の積み重ねと少しの変化でずいぶん違ってくると思います。

もし、腰痛などが辛い場合は、骨盤ベルトを使って支えることをサポートしたり、整えることも大事です。
当院に通院中の方は、ぜひ助産師外来で相談して下さい。

『骨盤』を整えて、快適な日常生活を送りましょう!

「尿漏れ」、大丈夫ですか?

こんにちは!
4匹の猫と暮らす、助産師の松波です。

もうすぐ2021年が終わりますね、年末も寒くなるそうなのでみなさん体調には十分気をつけて下さいね。


今回は、誰にでも起こる可能性のある、尿もれの原因と対策についてお話しします。

尿もれの種類として、一つ目が、腹圧性尿失禁です。
日常の動作をしてる時、尿がもれてしまうことですね。
重いものを持ち上げたり、笑ったりしただけで、漏れてしまうとこもあります。
この原因として、1番多いのが、骨盤底筋群が緩んでしまって起こることがあります。歳を重ねたり、出産などをきっかけ起こることもあります。

二つ目が、切迫性尿失禁です。
強い尿意が突然やってきて、トイレに行こうと思っても、間に合わなかったり、尿もれしてしまうことがあります。
本来は、脳からの司令で尿意はコントロールされているはずなのですが、脳からの原因や、原因自体が明らかでないものもあります。

三つ目が、上の二つがどちらもあるかたです。

ほかにも、様々な尿失禁がありますが、特に女性に多いのが、1番目の腹圧性尿失禁です。

この尿失禁は、なかなか人には言えませんが、多くの人が実は経験していることが多いのです。

腹圧性尿失禁の原因で一つ目は、出産です。
骨盤底筋群の損傷により、尿もれがおこりやすくなります。

二つ目は、肥満です。
太りすぎると物理的に、骨盤底筋群に負担が大きくなってしまいます。

三つ目は、慢性的な便秘です。

このどれにも当てはまらない方もあると思いますが、ホルモンの変化による影響もあります。
生理中や生理前など、「プロゲステロン」という、黄体ホルモンが分泌されることにより影響を受けるとされています。
プロゲステロンは、妊娠を維持するためにとても大切なホルモンで、子宮の筋肉を柔らかくし成長を促すと同時に、膀胱の筋肉も柔らかくしてしまい尿もれが起こることがあるのです。

そんな「尿漏れ」を治すには、以下のような対策があります。

①骨盤底筋体操、です。
尿道括約筋や、肛門括約筋を鍛えることにより、骨盤内の臓器を支える骨盤底筋群を支えてくれます。
リラックスした姿勢で、肛門や膣に力を入れて、ふぅ〜と、緩める動作を繰り返していきます。
椅子に座っていても、立っていても、いつでもできます。
日常生活の中で、時々、取り入れてみるのも簡単にできる対策だと思います。

②生活習慣の見直し、です。
利尿作用のある飲み物を飲みすぎているとや、冷えている飲み物も影響があります。
飲み物の、内容、時間、頻度を見直してみましょう。
そのほかにも、便秘の改善にもなります。

③産後で一時的に尿もれが酷くなっている場合は、尿もれパットの使用をしてみるのもいいと思います。
トイレに行きたいと感じる前に、早めにトイレに座る習慣をつけることも対策の1つになります。
産後は骨盤底筋群が回復するまで、しばらく尿もれが続くこともあります。
これらの対策をする事で、日常生活が過ごしやすくなると思います。

セルフケアでも全く改善しない場合は、子宮筋腫や、膀胱炎など、他の病気が原因なこともありますので、先生に相談して下さい。

なかなか人に言えない悩み事、どんな些細なことでも構いません。
私たちに、話すことで、少しでも、改善できたり、心が楽になれば良い思います。
病院にいらした時、いつでも声を掛けてください。

今年ももう終わりです。
みなさんよいお年をお迎えくださいね!!
来年も良い年になりますように。。。


お腹をもっと触ろう!

こんにちは!
助産師のアオキです。

段々と寒くなってきて、今年も残すところあと1ヶ月となりました。


妊婦さんたちにお尋ねします。
"自分のお腹を触っていますか?"
変化していく自分のからだを触るって、実はとても大切なことです。

いつもに比べて、かたい  とか
いつもに比べて、つめたい  など

『いつも』 と比べるには、『いつも』の状態を知っておかなければなりません。

まずは、自分のからだに触れてみるという習慣をつけましょう。
そして、わたしの『いつも』を知ることから始めてみましょう!

お腹に手を当てて、少しおさえてみましょう。
指が沈みにくく、かたいと感じませんか?
そう感じたら、お腹が少し張っているのかもしれません。
横になる時間や、ゆっくりする時間を意識してとるようにしましょう。

お臍の上と下に手を当ててみましょう。
あたたかいと感じるのはどちらの手ですか?
お臍の下が冷たいなと感じたら、冷えのサインです。
冷たい飲み物や、からだを冷やす食べ物・白砂糖など控えてみましょう。
湯船にゆっくり浸かって、からだをあたためる時間をつくりましょう。

自分のからだのこと、お腹の中にいる赤ちゃんのこと、
からだは無言でいろいろなサインを出しています。
まずは、からだの声に耳を傾けてみましょう!

助産師会を知っていますか?

こんにちわ!

お久しぶりです!助産師のフジガキです。

朝晩すっかり寒くなりましたね~。
わたしは、早朝の犬の散歩に行くときはすっかりヒートテックご愛用です。(笑)
日中は暖かいのに、朝晩が冷え込むので、寒暖差で体調を崩さないようにみなさん気をつけて下さいね。

さて今日は、「助産師会」の紹介をしたいと思います。

みなさんは「助産師会」を知っていますか?
助産師会は各都道府県にあり、病院、クリニック、助産院、看護大学などの教育機関で働く者、
また地域での自宅分娩や訪問ケアを専門とする者が自由意思で加入して組織されている職能団体です。
岐阜県にも「岐阜県助産師会」があり、母子保健推進のため、全国の助産師の連携をはかり、助産師業務の水準を維持し、その改善・向上につとめています。

最近、とくにこのコロナ禍の影響で、遠方のご実家に帰れないお母さん、核家族でお手伝いがなかなかお願いできないお母さんが多くいらっしゃいます。
入院中のお母さん方で、そんなお悩みを抱えていらっしゃる方に、私たちは助産師会のホームページから開業助産師さんを紹介しています。
「産褥入院」という形や、「産後の訪問ケア」、または、「ドゥーラサポート」など、色々な支援があります。

産後は特にホルモンの影響で、わけもなく悲しくなったり、イライラしたり。。。。
なんで泣いているのか分からない我が子にどうしていいかわからなくなったり。。。

そんな時に、
ちょっと専門家に話を聞いてもらって、
家事のお手伝いをしてもらって、
ちょっと赤ちゃんを抱っこしてもらって、2、3時間でも睡眠をとる。
そんなちょっとしたお手伝いで、心が軽くなったり、育児がしやすくなったりします。
助産師会のHPを覗いていただけると、「開業助産師リスト」というのがありますので、お住いの近くの助産師を頼ってみるのも良いと思います。
もちろん、産後だけでなく、更年期のお悩みや、おじいちゃん、おばあちゃんのお孫さんの育児相談もアリですよ!
http://gifu-jyosanshi.org/
「ドゥーラサポート」のホームページも紹介しておきますので、一度覗いてみて下さい。
https://www.doulajapan.com/

いまや、産後の育児も、介護も、「自分達だけで頑張る!」という時代ではなくなってきています。
地域や、たくさんの周りの人の力を借りていきましょう。
「頑張り過ぎない」育児、で「楽しむ」ことが大切です!

そして。。。

ただ今、岐阜県助産師会では、11月に「東海北陸地区研修会」というのを開催します!
この研修会は、オンライン開催になっており、当日参加できない方も、オンデマンドで視聴することが出来ます。
今年お招きした講師陣は、とっても豪華なんです!!
一般の方も参加可能ですので、ぜひご参加いただけたらと思い、最後に宣伝させていただきました(笑)
詳しくは、こちらをご覧ください!
https://jma-th2021-gifu.peatix.com/

申込期間が11月12日までに延長になりましたので、ご興味がある方は、是非どうぞ~!!!


身体の冷え

朝晩が涼しくなり、過ごしやすい季節になってきましたね。
とはいえ、まだ日中は暑い日もありますね。
今回は身体の冷えについてお伝えします。

妊娠中はホルモンの影響で体温が上がりやすくなり、皮下脂肪も増えてくるので、暑いと感じるようになります。

ですが、妊娠中に身体を冷やすと身体に支障をきたすことがあります。
血流が悪化し、胃腸が冷えてしまうことで、つわりや便秘、下痢などの消化器症状を起こしやすくなります。
お母さんの胃が冷えていると、赤ちゃんは逆子になりやすいとも言われていますよ。

血流が悪くなっていると、筋肉も硬くなっているので、肩こりや腰痛が悪化したり、治りにくくなったりもします。

子宮の血流も悪くなることで、赤ちゃんに栄養が送られにくくなったり、お腹が張りやすくなったりすることもあります。


さらに、分娩中に身体が冷えていると、痛みに敏感になって陣痛の痛みを強く感じることがあります。
陣痛そのものが弱くなってしまうこともあるので、分娩が長くかかってしまうことにもなります。


妊娠中でも、そうでなくても、身体が冷えすぎていることは不調の原因になります。
暑すぎてストレスを感じない程度には、普段から身体を温めておくことをお勧めします。
快適なマタニティライフを過ごしてくださいね。

更年期について

こんにちは。

猫4匹と暮らす、助産師の松波です。

今回は、いよいよ自分の体にやってきました、更年期について、少しお話しします。

女性の場合、閉経の前後10年くらいのことを、「更年期」とよんでいます。
日本人女性の平均閉経年齢が50歳前後です。

女性ホルモンのうち、体の様々な部分に働いているのが、エストロゲンというホルモンです。
40歳を超えるころから、少しずつ減ってきて、それによって、生理の周期がバラバラになってきます。
ただ、閉経まで至る変化は、人によって様々なので、全く更年期症状を感じない方もいます。

ホットフラッシュというような、突然のほてりであったり、その他にも、動機やめまい、節々の痛み、睡眠障害、精神的イライラしたり、落ち込んだりと、様々な症状があります。
突然、家事や仕事をこなせなくなったり、膣の乾燥などの症状もあります。

では、更年期をうまく過ごすためにはどうすればいいでしょう。

それには、生活習慣の改善が必要です。
食事や休養、運動習慣の見直しです。

日々の生活が忙しすぎて、女性は、仕事も家事も子育ても…。
なかなか、自分を見つめることがありません。

更年期には、健康に悪い習慣を見直して、「若い時とは、体が違うんだ」ということを認識して、良い生活習慣を身につける機会になるといいですね。

更年期という言葉を悪くとらえず、自分の体を見直す、良い機会だととらえるといいと思います。

更年期症状と思いこんでいても、別の隠れた病気があり、それに気づかないで過ごすこともあります。

だから、もし、自分が「これって更年期かなぁ・・・?」

と思ったら、一度、院長に相談してみてください。

治療としては、各症状に応じて、対症療法を行ったり、漢方薬、ホルモン補充療法などもあります。

個人個人、方針が異なるので、自己判断せず、是非、ご相談ください。


人生は、まだまだこれからです。

人のためではなく、自分の幸せを見つめて、生活の質を損なわず、我慢しないで、少しでも早く、楽になる方法を見つけた方が、幸せになれると思います。

笑顔は、周囲の人も、ハッピーにしてくれます。
私も、更年期症状と、上手く付き合いつつ、人生の、後半を楽しんでいきたいと思います。

まつなみでした~。

妊娠中や産後におすすめのアロマセラピー

こんにちは!
久しぶりにブログに登場しました!なかやです。

今年は梅雨入りが例年より早くて嫌だなぁ~と思っていたのですが、思っていたほど雨ばかりの天気ではなくもうすっかり夏模様の天気が多いですね。

朝晩はまだ涼しいなぁと思えば、日中は急激に暑くなったりと気温の変化が大きく体調を崩しやすい季節でもありますね。
何となく身体がだるかったり、頭が痛くなったり・・不調が出やすい時期でもあります。
体調にはみなさんもお気をつけくださいね。

今日はそんな身体のちょっとした不調に役立つアロマセラピーについてお話したいと思います。

アロマセラピーとは、植物から抽出された天然の精油(エッセンシャルオイル)の芳香成分が心や身体に働きかけてくれる作用を利用した療法です。

植物から抽出された芳香成分には細菌やウイルスの活動を抑えたり、炎症を落ち着かせる働きがあります。
芳香成分を体内に取り入れる方法は2種類あります。

◎1つ目◎
ディフューザーなどを使って芳香浴をして鼻から吸入する方法です。
芳香成分が鼻から香りと共に吸入されると脳や大脳に伝わり、そして脳からさまざまな指令が出されて、体内に有効な成分が分泌されます。
それらが心や身体にさまざまな効果をもたらすのです。

◎2つ目◎
マッサージオイルなどに精油を混ぜて、皮膚から芳香成分を浸透させる方法です。
皮膚か浸透した芳香成分はリンパの流れにのり、体中に拡散され、器官や組織に直接影響をもたらします。

例えば、アロマの精油で有名なのがラベンダーですが、ラベンダーの精油にはセロトニン(しあわせホルモン)を分泌させる働きがあります。
ラベンダーの精油をハンカチなどに落として香りを嗅ぐことで、心身をリラックスさせることが出来ます。

アロマの精油の種類はとてもたくさんあるのでここで全てを紹介することはできませんが今日は妊娠中や産後に役立つ精油を少し紹介したいと思います。

★つわりのとき★

つわりの時期は匂いに敏感なことが多いので、アロマの香りを嗅ぐことも難しいかもしれませんが、いい香りだな~と思えたらそれが体に合っている香りということになります。
自分がリラックスできる香りが一番おススメです。

中でも、
むかつきを抑えるラベンダーやペパーミント
胃腸の働きを促すレモンなど柑橘系がおススメです。

★むくみ★
サイプレスやグレープフルーツ、レモンの精油をマッサージ用のキャリアオイルに混ぜて足をマッサージしたり、
足湯のお湯に入れるといいですよ。
(家庭ではお風呂に足が浸かる程度のお湯を入れて、縁に座って足浴できますね)

★便秘★
ペパーミントをマッサージ用のキャリアオイルに混ぜて、「の」の字を書くようにマッサージします

★頭痛★
ペパーミントをこめかみのあたりに少量塗布します。

★お産のとき★
クラリセージには陣痛促進の効果があります。
当院にもクラリセージのアロマがありますのでお産の時に試してみたい方はおっしゃって下さいね!

ここで紹介したアロマの活用方法はほんの一例です。
興味を持たれた方、もっと詳しく知りたい方は

『妊娠・出産・育児のためのアロマセラピー』 鮫島浩二著 池田書店 参考にしてみて下さい!

家族のかたち

こんにちは!

映画、漫画、音楽、お笑いなどなど、エンターテイメント大好き、助産師のフジガキです。

5月だというのに今日はちょっと肌寒いですね。
暑かったと思えば、急に寒くなったり変な気候ですが、みなさん体調を崩したりしていませんか?
しっかり栄養と睡眠を摂って、免疫力を高めてくださいね。

さて、またしてもコロナウイルスの感染拡大が叫ばれています。
変異株の出現と、4つの都道府県に出された緊急事態宣言...。いつになったら終息するのでしょうか...。

せっかくのG.Wだというのに今年もあまり出歩けない(涙)...
家族のもとに帰省したいけど、ちょっと今年は行けないかな、お家にいるしかないな...そんな私たちに!!
今日はまたまたおうち時間にご提案したい映画をご紹介します。

前回は「お産」がテーマの映画をご紹介しました。
今回は「家族のかたち」がテーマの映画です。

私は今日ご紹介する、「中野量太さん」という監督さんが好きで、
この人の描く「家族」が何ともコミカルで、愛情深く、はたまた一癖あって、涙もあり、笑いもあり、で楽しいのです。
これを観ていると、いろんな「家族のかたち」、「家族の在り方」があって、それぞれが「いいなぁ~」と思わせてくれます。
もう観ていらっしゃる方もおられると思いますが、紹介しますね!

今日は、一番新しい作品から順に3つご紹介します。
 ① 「浅田家!」 
   実在する写真家、浅田政志さんのお話です。この浅田さんのご家族がまずとっても愛しいです。
   写真界の芥川賞と言われる、木村伊兵衛写真大賞の受賞をきっかけに日本中の家族の写真を撮りにまわり、写真家として活躍する中、
   東日本大震災が起こります。
   浅田さんが被災地で「写真の洗浄をして持ち主に返却する」、というボランティアに参加する中で、
   「家族とは?」「ここで自分にできることは?」など様々な思いをもっていく様が描かれています。
 
 ② 「長いお別れ」 
   認知症になった、かつて厳格だった父がゆっくりと記憶を失っていく、お別れまでの7年間を描いた作品です。
   思いもよらない出来事や、今まで知らなかった父親や家族の発見があったり...。
   共感できる部分もあり、また、クスっと笑えるところもあり、な作品です。

 ③ 「湯を沸かすほどの熱い愛」
   これはまず、オダギリジョーが好き、という理由で観ました。個人的趣味ですいません(笑)。
   そんな軽い感じで観たら、もう、40代の、ゆるゆるの涙腺はすぐに崩壊しましたね。
   説明しちゃうと作品が壊れてしまいそうなので、とにかく観てほしいです。母の愛情ってすごいな、と改めて思いました。

他にもいくつかありますが、きょうはこの3つを完全に個人的な嗜好でおススメしてみました。
お家時間に、もしよかったら観てみて下さい!

出産という、新しい「家族」の仲間を迎える幸せな瞬間に、このコロナの影響で立会いが出来ないこと、本当に残念でなりません。
少しでも、家族のみなさんでその瞬間を共有して頂けるよう、動画を撮ったり、テレビ電話で実況中継したり、
みなさんの希望に沿えるようお手伝いをさせていただきます。

もしご希望があれば、おっしゃってください。
みなさんがこれから作っていく、「家族のかたち」の最初のお手伝いができることを、スタッフ一同楽しみにしております。

フジガキでした!




幸せなひととき

こんにちは^_^

桜も満開を迎えましたね!とても綺麗で、長い道のりをワクワクしながら通勤しています!助産師のフジイです。


ところで、みなさんは、幸せ〜〜〜って感じる時は、どんな時ですか??

私は、食べてる時(笑)です!
その中でも、スイーツ♡を食べてる時が、とっても幸せ〜〜〜♡です!

なので、今日はスポンジケーキのレシピをご紹介しようと思います!

妊婦で体重が気になるところにケーキ?産後おっぱいが心配なのにケーキ?…!!︎って聞こえてきそうですが(笑)
何かお祝いごとのときなどに、作ってみると思い出に残りますよ♪食べすぎなければ、たまにのご褒美♪

手作りだと、自分でお砂糖の量を調節できたり、添加物なく作れます。
生クリームは、かなりお砂糖少なめでも、美味しく食べれますよ!
お子さんがいる方は、フルーツを一緒にのせてデコレーションしたり、一緒に楽しめると思います!

☆スポンジケーキ☆
材料 直径18cm丸型1台分
卵.....2個
砂糖(グラニュー糖).....60g
薄力粉.....60g
バター.....20g


下準備
1、卵を冷蔵庫から出し、常温に戻す。
2、焼き型にオーブンペーパーなどを敷く。
3、バターを溶かす。レンジでオッケー。
4、薄力粉をふるう。細かめのザルでふるってもオッケー。
5、オーブンを170℃に温める。


手順
1、常温に戻した卵と砂糖をボウルに入れる。
2、卵と砂糖のボウルを湯煎にかけ、ハンドミキサーを回しながら、人肌になるまで温める。
3、ほんのり温かくなったら、湯煎からはずす。ミキサーで泡立て、ミキサーから落ちた生地が積もり、跡が残るくらいになるまで泡立てる。きめ細かく。
4、ふるった粉を、ボウルに入れ、木ベラなどで手早くムラなく混ぜる。底をすくうように、空気を抱き込む感じで混ぜる。
5、溶かしたバターを手早く混ぜる。底をすくうようにして手早く混ぜる。
6、型に流して、170℃に温めておいたオーブンで、25分くらい焼く。
7、型から出して冷ます。
ペーパータオルを敷いた台の上に、表面が下になるようにして置き、乾燥防止のために型をかぶせる。途中、型の内側についた水滴を拭く。
この状態で3時間以上おく。生地がしっとりしておいしくなる。
8、生クリーム、フルーツなどで、デコレーションして完成。


写真がなく、文字ばかりで分かりにくくて申し訳ないですが、材料少なく簡単に作れるので、おすすめです。


私は、産後に甘いものが食べたくて食べたくて…

子供をスリングにいれたり、おんぶして、たまーにスイーツを作っておりました(笑)

それを、子供が寝た後に、コーヒーを飲みながら食べると幸せなこと。
1日育児を頑張ったご褒美ですね。また明日1日頑張ろうと思えます。

特に産後の育児は、分からないことばかりで、思うようにいかないことも多いと思います。
完ペキを求めず、力を抜いて、楽しみながらいきましょう。
育児をしつつ、時々自分の好きなことに夢中になってみる。そんな時間も大事かと思います。

幸せ〜〜〜な時間を見つけて、楽しい毎日を送ってほしいなぁと思います^_^♪♪


4匹の猫との生活

こんにちは!

助産師の松波です。

4匹の猫と暮らしています。

子供の頃から、必ず生き物と一緒に暮らしてきました。
その生活の中で、感じたことを、色々とお話ししていきます。

縁があり、この4匹と暮らしています。
娘がいた頃は、2人でお世話をしていました。
今は大学生になり、家から巣立っていったので、今は助産師の仕事をしながら、私だけで、猫たちのお世話をしています。
でも、全く苦痛に感じた事はありません。むしろ、毎日、楽しんでいます。

ネコは、自由でその行動に無理がないので、安心して関われます。
ありのままの気持ちが、すぐに分かります。その表情、行動が、なんとも心地よくて、羨ましくもみえます。

人間は、ストレスを感じやすい生き物です。他人の顔色を伺い、緊張したり、怒ったり。

怒りの感情は、そのまま吐き出すと、相手を傷つけてしまうことがあります。

上手な怒りのコントロールをしてみましょう。

まずは、

 「3回、深呼吸〜」

そうすると、本当にその感情をぶつけていいのか?少し冷静になれますよ。

育児も同じで、大好きなのに、イライラしちゃうこと、ありますよね。
そんな時は試してみて下さい。
たった少しのことですが、落ち着くと思います。


うちの猫は、怒るとビンタ(猫パンチ)をしてきます。そして、すぐに忘れて、ご飯を食べてます。
本当に必要なことだけ、表現して、あとはスッキリ仲良しになれるといいですね。

アンガーマネージメントは、不必要な怒りを無くすことです。

そして、上手に感情をコントロールできるようになると、のんびりした心で、人と関わるとこができますよ。

猫のように、しなやかに、穏やかに。嫌な事は、すぐに忘れて、笑っていましょう。

最近、

『これが、無償の愛なのね・・・』

と、猫たちに感じている松波でした!






むくみ退散!!

今年も始まり少し経ちましたね(^-^)


こんにちは!!
みのうら改め、こにしです。


今年は例年になく寒い時は雪まで降って、、、
体調を崩されたりしていないでしょうか?みなさんどうか、元気いっぱいでいてくださいね(^^)/


さて、今回のテーマはむくみを選びました。


むくみは、妊婦さんだけでなく、女性のみなさんにとってつらい症状ではないでしょうか?


そんな私もむくみと日々戦っております!
仕事終わりには、足が大根です。大根が2本、、、嫌になりますね。


これに近い悩みを抱えらている方も、多いのではないでしょうか?



原因としては、



妊娠中であれば、お腹が大きくなることやホルモンなどの働き、血液の量が増える。
様々なことが重なり、体の中に水分をため込みやすくなります。


それ以外は、
塩分の摂り過ぎ、長時間同じ体勢をとる、歩き続ける。
貧血やタンパク質の不足。


こんなにも、むくみの原因ってあるのです。!!



では、どうすればむくみを良くすることができるのか、、、?少しでも足が楽になるのか、、、?


今回はこの方法について、紹介したいと思います!!(^-^)


まずは日々の行動から!


・ 長時間同じ体勢をとらないようにする


・ 身体を温める←温活は大切です!


・ 滞った水分を心臓に戻すためには、適度な筋力も必要です。ストレッチなど、毎日コツコツすることがおススメです。
  足首をほぐすことも重要なポイントです。


・ 時間がある時は、足首や指先から心臓に向かってマッサージをする。←たまには、ご主人さんにお願いしてもいいですね!(^-^)


・ 寝る時に、足をクッションなどで高くして休む。


・ 塩分を控える。←WHOや日本の高血圧のガイドラインによると、高血圧の予防のためには、1日あたりに摂っていい塩分は6g未満とするのが
  よいと勧められています。ラーメン一杯が塩分8gほど、、、



このように、日々の生活の中でできることはたくさんあります(^-^)



塩分に関しては、慣れ親しんだ味付けというものがあると思います。
一気に見直すことは難しいです。
日々お料理される中で、摂り過ぎていないかな?と意識することから始めてみましょう!!


更に今回は、日々口に入るお料理から、変えていけることはないのかな?ということで、、


東洋医学の漢方の視点から、むくみに効く食材も一部紹介します。



・ 黒豆
  お正月のイメージも強いと思います。この黒豆、身体の余分な水分を排出させるという効果があります。その他、
  シミやソバカスやくすみの改善、髪をきれいにしてくれるなど、女性に嬉しい食べ物なのです。
  煮豆だけでなく、炊き込みご飯などにしても美味しそうですね(^^)


・ さつまいも
  こちらも黒豆と同じく、余分な水分を外に出してくれる働きがあります。便通をよくする効果も得られます。
  シンプルに塩ゆで、干し芋で頂いても美味しいですね。レモン煮も美味しそうです(^-^)


・ 小豆
  こちらは、特に下半身のむくみが気になる方や、妊娠中のむくみが気になる方にもおすすめです。どら焼きや
  最中で美味しく頂きたいところですが、あんこにはたくさんの砂糖が含まれており、逆にむくみの原因となること
  があります。
  おかゆや炊き込みご飯、さつまいもと小豆のいとこ煮もおすすめです(^^)



むくみは、身体が疲れやすくなりますし、見た目にもがっかりしてしまうものです。


しかし、むくみを良くする方法もあります。
日々の少しずつの積み重ねで、変わる部分が大きいです。



余分な水分をため込まず、スッキリボディーや美脚を目指しましょう!!
私も皆さんと一緒に、がんばりますよ~!!



ありがとうございました。
こにしでした(^-^)


満月とお産

こんにちは。助産師のさかいです。

コロナ禍のクリスマス、いかがお過ごしでしたか?
妊婦のみなさん、ハイカロリーな食事を食べ過ぎてはいませんか?
食べ過ぎてしまった方、お正月までの数日間は、栄養バランスの取れた質素なお食事で体重管理してくださいね。


今回のブログはタイトルの通り、満月とお産の関係性についてです。
みなさんは、『満月の日にお産が多くなる』という話を聞いたことがありますか?
私は、先輩から聞いたことがあり、産婦さんから聞かれたこともあり、そうなのかなぁ?くらいに思っていました。
噂によると、月の引力で赤ちゃんが産まれやすくなるとか??
いやいや、本当なの~??ってことで、実際はどうなのか、当院の過去3年分の分娩を調べてみました。

まずは、満月と新月の日に産まれた赤ちゃんが多いのかどうか。
結論:関連性なし
   年によってバラつきがあり、3年分をまとめると若干多いかな?くらいで大差はありませんでした。

ならば、大潮の日に産まれた赤ちゃんは多いのか。
結論:関連性なし
   大潮の日に産まれた割合と、大潮ではない日に産まれた割合を比較してみましたが、大差はありませんでした。

さらに、満潮・干潮の時刻に産まれる赤ちゃんは多いのか。
結論:関連性少しあり??
   満潮・干潮時刻の前後2時間に産まれた赤ちゃんの割合は全体の59%でした。

ここまで調べて、半ばムキになってきている私...
最後に、陣痛発来時間との関連性を調べてみました。

大潮の日に陣痛が来る産婦さんは多いのか。
結論:関連性ちょっとだけ
   赤ちゃんが産まれる割合よりは多くなりました。

全体の結論としては、“月とお産に関連性はない”となりました。
では、なぜ『満月の日にお産が多くなる』という噂があるのか。
そういう生き物もいるからなのか。
現代人は自然の影響を受けなくなってきているのか。
新たな謎が生まれてしまいました...

それでもやはり、満月・新月が気になるという方、2020年最後の満月は12月30日になります。
寒波もやってきますので、温かくしてお過ごしください。
みなさんが良い年を迎えられますように。

母乳と赤ちゃん

こんにちは^_^
ブログ初登場のふじいです。
朝晩かなり冷え込むようになりましたね。みなさん、体調はいかがでしょうか?
すでに布団も冬仕様の寒がりな私は、真冬をどう乗り越えようか考え中です(笑)

今回は、コロナウイルスによりおっぱいクラスが中止となっているので、「おっぱい」について書いてみようと思います。


赤ちゃんがおっぱいを飲んでる姿って、本当に可愛くて愛おしく大好きです♡


おっぱいといっても、奥が深く伝えたいことがたくさん!


母乳って、産んだらすぐに出るの??
母乳だけで足りるくらい出るのかな??
赤ちゃんは上手に吸えるかな??
疑問はいっぱいだと思います。


まず
母乳の分泌をよくするために、入院中にやってほしいことをお伝えします!


それは!!!


①分娩後、分娩室での早期接触(カンガルーケア)です。
母児ともに元気な状態であれば、産んですぐに、お母さんと赤ちゃんの肌と肌の触れ合いをし、おっぱいを吸わせるといいと言われています。
早期におっぱいをあげることで、母乳の分泌に必要なホルモンが出るのです。

②3時間ごとの授乳にこだわらず、赤ちゃんが欲しがるタイミングで頻繁に吸わせてあげることです。
おっぱいを吸わせれば吸わせるほど、吸う刺激によりホルモンが分泌され、母乳の分泌がよくなります。
おっぱいを吸わせないと、分娩後2週間で、妊娠していない時のホルモン状態に戻ると言われています。


なので、
母乳の分泌をアップするには、最初が重要なのです!

この2つのことをまずは、実践してみてください!赤ちゃんの生まれもっている本能は、素晴らしいものです。母乳の出具合は個人差がありますが、赤ちゃんの吸う力を信じてみてください!



また
赤ちゃんにも個性があり、最初から上手に飲む子、少し練習が必要な子様々です。

ある本には、
赤ちゃんの飲み方にもタイプがあるとされていますので、紹介しますね。

A すっぽんさんタイプ
乳房に近づけるとすぐに吸い始める
離すときは少し大変

B せっかちさんタイプ
一度泣き出すとおっぱいが飲めない
興奮するとおっぱいを離す

C 省エネさんタイプ
おっぱいにそれほど興味がない
授乳のタイミングになっても寝ている

D こだわりやさんタイプ
おっぱいで遊んでしまう
授乳のタイミングや角度にこだわりがある

E のんびりやさんタイプ
授乳し始めると寝てしまう
一度に少ししかおっぱいを飲まない


読むと納得〜〜〜
確かに、この5種類のタイプがいるな〜と実感します。

みなさんは、どのタイプの子が生まれてくるでしょうか??
どのタイプだったでしょうか??


赤ちゃんの個性やタイプによって、授乳の仕方や対処法も変わってきます。
私たちもそれに合わせて、お手伝いしたり、アドバイスしたり、サポートさせていただきます。



当院では、退院後も母乳に関する相談(乳腺炎、母乳の出具合が心配、断乳・卒乳したいなど…)を、母乳外来で受け付けています。
困った時は、いつでも気軽に相談してくださいね!!^_^

「痛み」とは?

こんにちわ〜!

朝晩がすっかり肌寒くなりましたね。みなさんいかがお過ごしでしょうか?
助産師のふじがきです。

あ、皆さん、中秋の満月、ご覧になりましたか?
昨晩は月明かりが本当に明るくて、まんまるなお月様が見れましたね。
かなりまんまるでしたが、本当は今日が満月とか。
今日はお産も多いかな〜(笑)

さてさて。
ブログ更新、お久しぶりで申し訳ありません(汗)
「ふじがきのターンだけいっつも締め切りギリか遅延…」誠に申し訳ないです。

今日は「痛み」について書いてみようかと思います。

…「「陣痛」ってどんな痛みですか?」
…「私、その痛みに耐えられるかな?」
…「わからない痛みだから怖いです。」
こんな言葉をよく聞きます。

「生理痛の100倍くらいの痛み」、「ずーっと下痢してるのに出ーへんような痛み」、「骨がきしむような痛み」、「鼻からスイカを出すような痛み(え?無理ちゃう?)」ってよく言われますよね。
でも、痛みの感じ方も表現の仕方も、痛みに対する耐性も人それぞれです。

先日読んだ本に、「痛みと感情」ということでこう書かれていました。

ー 私たちは本能的に痛みを不快なものと受け取る。(中略)痛みが生じるとき、感覚的な識別の部分と感情的な部分を別々に連続して経験するわけではない。それはひとかたまりの不快な感覚である。感情と感覚は完全に混ざり合っている ー
ー ネガティブな感情も、注意の集中と同様に、痛みの知覚を強める。(中略)最終的に痛みの知覚は、感覚的、識別的側面も、感情的、情緒的側面も、ともに認知や感情による調整を受けている(中略)多くの場合、痛みについてあれこれ考えることで不快さが増し、それがまた不安と反芻的な思考を呼ぶという悪循環が生じる ー

ってことはですよ、「人それぞれ」なのは痛みに対するその人の感情が影響してるってこともありますよね。
もちろん器質的に痛みに強い人とそうでない人もいます。けれど、その、「痛み」によって無意識に引き起こされる悪循環を断ち切ってやることができれば、みんな「痛み」をある程度はコントロールできるわけです。

陣痛の「痛み」。
初産婦さんならば、全く経験したことのない痛みでしょう。「わからない」という不安が痛みを増強させます。
経産婦さんならば、「ああ、またあの痛いのを経験するのか、怖いな」という経験からくる恐怖が痛みを増強するかもしれません。

その「不安」や「恐怖」といったネガティブの感情を
「この痛みが過ぎれば可愛い子に会えるのね!」
「ずっと続く痛みじゃない。いつか終わる痛みだから頑張ろう」
「痛いけど、産んだ後の爽快感がたまらなかったな〜」などなど、ポジティブな感情に変換させましょう。
そうすれば、脳が「この痛みは脅威ではない」ということを学び、コントロールできるはずです。

ラマーズ法やソフロロジーというのを聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
これらは、お産がどのうように進むかを学び、ポジティブなイメージをすることと呼吸法で緊張を和らげていく方法です。
イメージすることはお産だけでなくどんなときにも大切で、「わからない」という恐怖のレベルを下げてくれます。

私たちの感情と痛みは密接に関わっています。
今までのブログでも助産師は再三「ポジティブ」を連発していますが、科学的に証明されているので本当に違うんです!
まだまだコロナ禍の影響で立ち会い分娩ができません。
一番リラックスさせてくれる家族が立ち会えない不安もあると思います。
私たちも全面的にお手伝いします、「腰をさすって」、「お尻を押して」、「側にいて」など、ポジティブ思考で「痛み」と戦うお母さんにはなんでもしましょう!
「笑わせろ」、「一芸をやれ」でもオッケーです。(←対応できる人材に限りがございます)
一緒に「痛み」をコントロールしてやりましょう!

以上、ふじがきでした!

(引用:「触れることの科学」ディヴィット・J・リンデン)

オンラインを活用してみよう!

こんにちは!はじめまして。
助産師の中屋です。ブログ初登場です!

連日真夏の暑さが続き、お天気ニュースでも危険な暑さで熱中症に注意などと言われていますね。
みなさんも水分補給をしっかりして熱中症にはくれぐれもお気を付けください!

特に今年はコロナの影響でこの真夏でも外出時にはマスクをされている方が多いと思います。
マスクをしていると熱中症のリスクは上がります。
特に妊婦さんは妊娠したことにより血流量が普段の約1.5倍増えると言われていますので意識して日頃より多めに水分を摂るようにしてくださいね。


話は変わりますが
先月から感染対策に気をつけながらゆりママ教室(産前のクラス)を再開しています。
クラスでは主にお産に向けてのお話をさせていただいています。

本来なら、立会いを希望されているご主人さんと一緒に受けていただくパパママスクールがあるのですが
そちらのクラスは現在は開催を中止させていただいています。

コロナの影響で市町村でのマタニティ教室も軒並み中止となり

教室を受けたくても受けられない

妊娠中の事、産後の事どこで話を聞けばいいのか

誰に相談したらいいのか

同じくらいの妊婦さんや産婦さんたちと交流の場がなくて自分はどうなんだろう・・

と不安に思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

当院では毎回助産師外来があります。
直接助産師と話せる時間ですので、聞きたいこと、不安に思っている事など何でも助産師外来で聞いてくださいね!!



また、6月のブログでも岐阜県助産師会によるオンラインでの両親学級の開催についてご案内しました
岐阜県助産師会によるオンライン教室は終了しましたが

なんと!
岐阜市がオンラインでの両親学級を行う事になりました!
岐阜市に住民登録がある方はぜひ岐阜市のホームページをチェックしてみて下さい!
https://www.city.gifu.lg.jp/38549.htm


講師は全員助産師です!

当院の助産師もメンバーの一員として関わっています!
オンラインでの講義ですが、少人数に分かれて直接助産師と話せる時間があります!
同じくらいの週数の妊婦さん達と、助産師と一緒に交流する時間がありますよ!



わたしは岐阜市ではないから・・・残念・・と思われた方、有料にはなってしまいますが

“じょさんしonline”  というサイトをのぞいてみてください!
https://josanshi-cafe.com/

妊娠中のことやお産についてのお話

沐浴などの実技編といった

両親学級を受けることができますよ!


私もオンラインでの教室を担当してみて

コロナの影響でどこも教室が中止になって話が聞けず不安が強かった方

なんとなく不安そうな表情をされていた方

同じくらいの妊婦さん達と話すことがなくて・・・

とおっしゃっていたママやパパたちが

オンラインでのクラスを受けられた後に

笑顔で不安が解消された

直接助産師と話すことができて良かった

他の妊婦さんたちと話すことで自分と同じような不安や悩みを持っているんだと分かって自分だけじゃないと思えたら楽になった

などなど・・・

みなさんが最後には笑顔でオンラインのクラスを終わられていく姿を見て

オンラインでも助産師とつながってもらうことが出来ることを知りました!

オンラインで受講するって・・
私人見知りだし・・とちょっと躊躇されるかたもいらっしゃるかもしれませんが

もし何か不安に思うことや、悩みなどがあったり、
地元ではないから・・なかなか他の妊婦さん達ともかかわることがないな・・という方

少し勇気を出して参加してみて下さいね


ありがとう、、、言えていますか?

みなさん、こんにちは!
助産師のみのうらです(^-^)


みなさん、お元気にされていますか?


毎日暑くて、湿度も高く。。。
マスクはしなくてはならず、不快な日々が続いていますね。
それでも、マスクを付け外出されておられるみなさま!


毎日お疲れさまです!!お家に帰ったら、手洗いをしてその後存分にマスクを外し、プハーーーー!!
と空気を吸いましょう!!



笑われてしまうかもしれませんが、
私は帰宅し、マスクを外せることが、幸せな瞬間の一つとなっております!




さて!今回は、どんなお話かというと。。。



産前・産後の夫婦での関わり方についてです。



みなさんは、普段ご主人さんや奥さまに、

ねぎらいの言葉を掛けること。。。

できていますか?



妊娠中のお母さんの心は、時期によって。。。



母親になる喜び、その反面不安。


赤ちゃんが無事に生まれてきてくれるのかという不安(;_;)


逆に順調に育ってくれていることに対しての喜びの気持ち。


出産を乗り越えられるのかという不安💦


もうすぐ赤ちゃんに会えるのだという楽しみな気持ち✨



たくさんの期待と不安を乗り越え、お母さんになっていきます。




これは、お母さんだけではなく、お父さんになるご主人さんにも同じように、変化が起きています。




ちゃんと父親になれるのだろうか?(-_-)


子どもがいる生活がイメージできない。。。(・_・;)(・_・;)


お産の時にちゃんとサポートできるのだろうか?💦💦💦




また、産後になると、、、


お母さんにとっては、


寝れなくて辛い。


赤ちゃんが、なぜ泣いているのか分からなくて不安。。


授乳をし過ぎて、お乳が痛くて泣きそう。。(ノД`)・゜・。


抱っこじゃないと寝てくれなくて、抱っこのし過ぎで腕が痛い、、、


などの育児に対する不安がとても多いです。


お産を終えて、体もガタガタ、、、


その上、不慣れな育児をしなくてはならないため、身も心もボロボロになりがちです。
上のお子さんがいるママにとっては、赤ちゃんのお世話に加えて、上のお子さんの育児も加わります。
もうクタクタ、、、



そんな時!!



もちろん、専門的な知識を持った私たちのサポートも所々で、重要となってきますが、



もっと大切なことがあります!!!



それは、お互いに、頑張りを認め


相手のために行動することや、ねぎらいの言葉をかけあうことが、


何よりの心の栄養になります。



とある研究結果を見ても、


産後の母親は、妊娠中に夫が自分に対して期待するほど、関心を持ってくれなかった。


産後にも、自分自身に関心を寄せてほしい、


家事と育児の両立の大変さを分かってほしい。




ということを求めているとあります。



食事をしている間、子どもの相手をしてくれる。


抱っこをかわってくれる。


家事を手伝ってくれる。


など、実際に育児に参加してもらえることも、とても大切なサポートではありますが、



ご主人さんに身体を気遣ってもらえる。

さりげない思いやりが嬉しい。


など、お母さんの大変さを認め、寄り添う形で、情緒的なサポートをしてもらえることが、
お母さんにとっての心の安定剤となっており、産後の子育てをする際にとても大切なことであることが分かります。


そしてそのことが、よりお母さんの自信につながっていきます。


反対にお父さんにとっても、お母さんからねぎらいの言葉をかけてもらえることで、


育児に関わることや、父親になるということに対して、自信を持つことができるのです。



何より、ご夫婦の絆が深まります!素敵なことばかり!!


もちろん、日本人なので、直接言葉を掛けることに対して、抵抗や恥ずかしさがあるかもしれません。



時には、歯が浮いてしまうかもしれません。




大変な、家事や仕事をこなす毎日の中で、



時間を少しでも割いて、育児に対する思いを話し合う。


ただ、不安な気持ちに耳を傾ける。


お互い、有り難く思うことを伝え合う。


そうすることで、より相手の考えを知り、理解が深まり。
優しい時間が流れる。


とても素晴らしいことです!!



いつもは無理でも、少しずつ(^-^)


私たちは、そんなパパとママを応援しています。


またお会いしましょう!!みのうらでした(^^)/

スクール再開のご案内と助産師会on-line両親学級のご案内

みなさん、こんにちは!
助産師の滝下です(^^)/

コロナ感染拡大防止の為、母親学級や両親学級、産後のスクールなどが当院も含め、どこの施設も中止となっていました。
当院では、妊婦健診時に毎回助産師外来があるので、スクールでお伝えできない部分を助産師外来で補っていました。
しかし、限られた助産師外来の中で妊婦さんの気持ちに寄り添い不安な気持ちを和らぎ、前向きな気持ちでお産に臨める様な
心のサポートが正直どこまでできているのか、難しく感じていました...

しかし、この状況の中で入院され出産、育児をされているママと関わる中で感じた事は、不安感や緊張感がありながらも、
「生まれてくる赤ちゃんのママは自分しかいない!」
ママ達は、覚悟を決め、お産に挑む姿はいつもと変わらず、かっこよくキラキラ輝いており、命がけなんです!!
出産の現場は、外がどんな状況であっても、いつもと変わらないママ達の姿がありました。

私達は、「ママは大丈夫!」と信じる事、ママを丸ごと受け止めサポートする事の大切さを改めて感じさせられました。

お産をする為の知識を得る事よりも、お産の準備として、体力作りや食生活の見直しはもちろんの事、
「赤ちゃんをお腹の中で育むのは自分である」「お産をするのは、自分である」「育児は1人ではできないという事」
普段から、旦那さんや家族の方とのコミュニケーションも大切にしてもらいたいと思いました。


当院では、来週よりマタニティーヨガとゆりママスクールが再開されます。
まだ、産後のクラスの目処は立っていませんが、この時期に妊婦生活を送り、出産、育児を始めたママさんの中で、
モヤモヤと消化しきれない気持ちが残っている方がいらしたら、またベビマなどの産後のクラスが再開した時に、
みなさんの想いをしっかり受け止めるので何でも話して下さいね!
そして、助産師外来やゆりママスクール、当院のスタッフが担当するマタニティーヨガで妊婦さんを全力でサポートさせていただきますので、
安心して下さいね♡


追伸。
岐阜県助産師会では、岐阜県在住&里帰りの妊婦さんとそのご家族の為にお家にいながら参加できるon-line企画を準備しています。
当院の助産師もZOOMによるon-line両親学級に関わっています!
6月の日程も決まっています!
みなさん、是非参加してみて下さいね!

https://peraichi.com/landing_pages/view/gifu2020online

陣痛中の過ごし方

こんにちは。助産師のさかいです。
今日は母の日ですね。日頃の感謝を伝えるとともに、自分が産まれた日のこと、お子さんを産んだ日のこと、お話ししてみてはいかがですか?

今回は、陣痛中の過ごし方についてお伝えしようと思います。
新型コロナウイルスによる感染予防のため、分娩立会いもしていただけない状況が続いております。
立会いができないなら、できるだけ自宅で家族と過ごしたいと思われている方、そうでない方も、ご家族と一緒にお読みいただけると嬉しいです。


このブログを読み進めてもらう前に、“ゆりママBOOK”の『入院の時期について』のページを読んでください。
出血が多い時、破水した時、胎動が感じられない時(“ゆりママBOOK”『胎動について』参照)は、すぐに当院に連絡していただく必要があります。


陣痛については過去ブログを参考にしてください。
陣痛が始まってから、赤ちゃんが産まれてくるまでの平均的な所要時間は初産婦さんで14時間前後、経産婦さんで7時間前後といわれています。
分娩所要時間は、陣痛(子宮収縮)の強さ、お母さんの産道の広さ、赤ちゃんの大きさ等によって個人差がありますので、初産婦さんでも3時間程でお産される方もいれば、経産婦さんでも10時間程かかる方もいます。お母さんの産道の広さや赤ちゃんの大きさはコントロールできませんが、陣痛(子宮収縮)の強さは頑張り次第で強くすることができます。①陣痛(子宮収縮)は強くてすっごく痛いけど分娩が早く進むか、②陣痛(子宮収縮)はそんなに強くないけど痛みはあるのに分娩がゆっくり進むか、どちらが良いですか?脅しみたいですかね??
究極の二択ですが、現実です。

どっちみち痛いなら、すっごく痛くてもいいから、早く産みたい!という方は是非参考に。
陣痛が始まってから、お産が早く進むようにするためのアドバイスです。

その1:身体を動かそう!
痛みがあっても普段通りの生活で良いです。じっとしている必要も、横になっている必要もありません。
ご飯を作り、掃除をし、買い物や散歩に行っても良いです。「動くと痛みが強くなちゃうからヤダ」と言っていると、お産は早くは進みません。痛みが強くなるように積極的に動くのです。スクワットや腰ふりのような骨盤が動くアクションは効果的です。なので、窓拭きや床の雑巾がけは家の掃除もできて一石二鳥ですよ。

その2:身体を温めよう!
血流が悪いと子宮も冷え、痛みは強く感じるのに陣痛(子宮収縮)が弱くなったり、陣痛が始まる前や始まって間もないうちに破水したりします。
お産が進むと暑くなってきますが、冷房や飲食物で身体を冷やさないようにし、汗をかいたら着替えるようにしましょう。

おススメは湯船にゆっくり浸かることです。破水していなければ、ゆっくり温かいお湯に浸かってください。1時間でも2時間でも構いません。リラックス効果もあって、分娩が進みますよ。

その3:リラックスしよう!
陣痛が始まってから時間が経ち、痛みが強くなってくると、次の痛みが来ることが気になるようになります。ですが、次が来る!来る!来る!と緊張してしまうと、痛みをより強く感じるようになり悪循環です。
陣痛には波があり痛い時と痛くない時が必ずあり、赤ちゃんが出てくる時まで波は続きます。痛い時はゆっくり深呼吸するようにし、痛くない時は目を閉じて休むようにしましょう。
なので、陣痛の間隔を計るために時計を見続けることや陣痛アプリを使うことはおススメしません。

その4:ご飯を食べよう!
痛みがあると食欲減退しますよね。ですが、お産は体力勝負。「腹が減っては戦はできぬ」です。エネルギーが切れると子宮も省エネモードになってしまい、陣痛(子宮収縮)が弱くなってしまいます。痛くても陣痛の合間に一口ずつで良いので何か食べましょう。おススメはお米です。陣痛の間隔に余裕があるうちに、一口サイズのおにぎりを何個か作っておくと良いです。入院する時にも持ってきていただくと良いですよ。

その5:常にポジティブでいよう!
「いつまで続くの」「早く終わって」「私だけこんな目に」「辛い」等、誰しもが感じることだと思います。
ですが、頑張っているのはお母さんだけではありません。赤ちゃんも同じです。
お母さんの感情は赤ちゃんにも伝わり、お母さんの言葉は赤ちゃんも聞いています。
弱音を吐いても構いませんが、赤ちゃんには「元気に出ておいで」「会えるのが楽しみ」「一緒に頑張ろうね」と声をかけてあげてください。
ポジティブな声掛けの方が赤ちゃんは喜ぶと思いませんか?ポジティブな意識でいる方が物事は上手くいく気がしませんか?


ご家族には、これら5つの事ができるように声をかけたり手伝ったりしていただきたいです。
腰やお腹をさすったり、手を添えたり、暑い時にはうちわであおいだりするなど、産婦さんの意向を聞きながら、サポートしてあげてください。
そして「いつ産まれる?」「まだまだだね」などは禁句です。何気ない言葉でも責められているような気持ちになります。「頑張ってくれてありがとう」を伝えてください。

コロナの影響で皆さまにご協力いただかなければならない状況がしばらく続きそうですが、こんな状況だからこそ、おうちで、ご家族で頑張ってみるのも良いと思います。今回のブログが皆さまの助けになれば幸いです。不安に思うことがあったら連絡してください。私たちも無事に出産していただけるように、準備してお待ちしております。

STAY HOME、こんな時はおうちで映画でもどうですか?
~お産や子育てをテーマにした映画って結構あるんです~

みなさん、こんにちわ!
助産師のふじがきです!

まずは、この場をお借りして...

当院通院中のみなさまには、当院の新型コロナウイルス感染予防処置に御協力いただきまして誠にありがとうございます。
特に、「お産」という喜ばしい場において、色々と制約をもうけなければならないことは私たちもとても心苦しい思いです。
ですが、すべては赤ちゃんとお母さんを守るため。こんな状況でも少しでも満足のいくお産になるよう努めていきますので、今後ともご協力をよろしくお願い致します。

こんな天気のいい、心地のいい日が続いているのにおうちにいるのってホントにつらい💦
はやく終息してくれるのを祈るばかりです。

さて、本日のテーマですが、
この、「STAY HOME」が叫ばれる中、みなさんはどのようにお過ごしですか?
本を読んだり、映画を見たり、普段できない家のことやDIYなどなど...ネットショッピングで買いすぎちゃったりってこともあるのではないでしょうか?(笑)
様々な過ごし方で工夫をされていることと思いますが、今日は私のおススメの「お産や子育てをテーマにした映画」をご紹介したいと思います。
私の「個人的嗜好」も存分に含まれておりますので、サラリと読んでいただけたら、と思います。(笑) 
順番はランキングではありませんので、あしからず。
では、いきますよ~!

① 「ジュノ (JUNO)」
   16歳のジュノは友達の男の子との間に予想外の妊娠をしてしまい、友人の勧めで養子を希望する夫婦に赤ちゃんを託すことを決意します。
   理想の夫婦探しをしながら、自分も成長していくヒューマンドラマ(コメディ?)です。
   ジュノ自身もとってもキュートで、また、家族をはじめ周囲の人々が温かくて優しいんです。

② 「恋愛だけじゃダメかしら? (What to expect when you're expecting)」
   いかにもアメリカ!なハートフルコメディ。原作はなんと原題の名前のちゃんとしたお産の参考書なんです。
   5組のカップルが登場し、それぞれの妊娠、出産、親になっていく様を描いています。
   1組は、妊娠を望んでもできなくて、なんとアフリカから養子を迎えます。それもアメリカならでは。
   公園でパパたちがパパ会しているのもなんだか笑えます。お父さんにもぜひ見てほしいかな。

③ 「ハラがコレなんで」
   仲里依紗さん主演の日本映画。キーワードは「粋」であること。臨月の主人公が超ポジティブで、自分も大変なのに人助け。
   大きなお腹で困っている人を助けるために奔走します。
   コメディなので楽ちんに見ていられますが、助産師としては、「ん?こんなんしたらいかんよ!」と思うこともあり…。マネしないでね!
   
④ 「4ヶ月、3週と2日」
   2007年にカンヌ映画祭でパルムドールを受賞した作品です。舞台は1987年のルーマニア。
   当時、人口増加政策のため、中絶や避妊を禁止していた時代に望まない妊娠をした友人を助けるため違法中絶の手助けをするという、
   ちょっぴし暗い題材の映画ですが、命の大切さ、尊さを考えさせられます。

⑤ 「37seconds」
   個人的にはコレ、おもしろかったです。
   「37秒だったんです、私が息をしていなかった時間…」と話すのは脳性麻痺の主人公、20歳の女の子です。
   娘を思う母の気持ちと、障害を抱えながらも自立しようとする娘の描写がリアルで、どちらもよくわかる!!とうなってしまいます。
   ハラハラ、ドキドキしてしまうシーンもありますが、主人公が出会う人たちが温かく彼女を支えているのもいいです。

⑥ 「理想の出産」
   2012年のフランス映画です。
   主人公が恋をして、妊娠、出産、子育てをしていくストーリーですが、女性の本音がリアルでさすがフランス映画!という感じです。
   主人公の女の子もチャーミング。男性が見てもリアルでいいかもしれません。

⑦ 「プルミエール」
   アメリカ、ロシア、フランス、ブラジル、インド、タンザニア、ニジェール、メキシコ、ベトナム、日本の10か国のお産が見られます!
   それぞれの国の環境、背景を映し出すドキュメンタリー。どの国も、どんなお産でも、命の誕生は素敵です。
   コロナが終息したら、コレ、待合室で流そうかな~(笑)

実はまだまだ紹介したいんですが、今日はここまでにします。

レンタルビデオ屋さんに行くのも今は難しいかもしれません。
おうちでネット環境が整っていたら、NETFLIXやアマゾンプライム、など今はいろいろ便利なものがありますのでそちらで検索していただくのもアリかと思います。
よかったら観てみてください。

いつ終息するかわからない不安もありますが、みんなで頑張って乗り切りましょう!
また何かありましたら、いつでも助産師外来でお話しくださいね!

助産師ってなにをする人??

みなさん、こんにちは。岐阜は桜が満開を迎えましたね!
新型コロナウイルスの影響で、例年のようなお花見とはいきませんが……色とりどりの花が咲きそろう季節♪
近くの公園や散歩コースでプチお花見が出来るといいですね☆

我が家のチューリップのつぼみも、間もなく開きそうです。今年は色ミックスの球根を植えたので、何色が咲くのか楽しみにしている、助産師いとうです!


突然ですが…
みなさんお誕生日はいつですか?いくつになっても特別な日ですよね!
私たち助産師は、誕生日といういのちの記念日に立ち会わせていただいています。新しい命の誕生のそばで、お母さんやそのご家族の笑顔、赤ちゃんの元気な産声に寄り添えるのはとても素敵な事だなーといつも感じています♪


しかし、助産師についてあまり知らない方もたくさん見えると思います。
助産師をしていますと話すと、
何をする人?
看護師さんと違うの?
助産師ってはじめて聞いた!と言われる事もあります。
その度に、ちょっと落ち込んでいます…いや、もっと頑張らねば!!と思っております(^^)/



今日は、みなさんに助産師ってどんな事をしているのか知ってもらいたいなと思い、ブログを書きたいと思います。


助産師は、
病院やクリニックで働いている勤務助産師、助産院を開業している助産師、市町村の保健センターなど地域で活動している助産師がいます。
私、いとうは、当院で妊婦さんに助産師外来やスクール、分娩介助、産後のお母さんのケア、赤ちゃんのお世話などをしています。


赤ちゃんが生まれると、育児が始まります。
育児に不安を持っているお母さんやご家族の方はたくさんみえます。
健診や子育て相談などで、赤ちゃんの成長や育児について一緒に考え、支援しています。母乳外来や訪問ケアにより、母乳育児支援もしています。
子どもの事になると、ほんの些細なことでも心配になってしまうのがお母さんです。
育児、母乳、授乳など、はじめての事ばかりで、不安がたくさんあると思います。助産師にいつでも相談してください!


お母さんと共に子どもたちも成長していきます。そんな子どもたちにいのちの大切さを伝える講座をしている助産師もいます。
子どもへの性教育というと難しく考えてしまいますよね。
いのちの大切さを伝えていくことは、自尊感情を高めることでもあります。
自分がかけがえのない存在である事や、生きていること自体が素晴らしいということを伝えていきたいと考えています。

講座という形ではなくても、日々子育てしている中で、大好きだよ、生まれてきてくれてありがとうって伝えるだけでもいいのです(^-^)
助産師は命の誕生の瞬間に立ち会っています。その体験を伝える事で、子どもたちが生まれてよかったと思えるように関わっていきたいなと思っています。


子どもの頃からいのちの大切さや自分自身のからだの事について考える機会があると、性について悩んだり、妊娠にした時など、セルフケアできる力がついていくのではないかなと思います。


そして、妊娠するとからだもこころも大きな変化があります。
妊娠も出産も一人一人様々な経過があります。自分自身で考えて、行動していく事が大切になっていきます。
助産師は病院・クリニックでの妊婦健診、市町村でのマタニティクラスなどで妊婦さんとお話しする事で、ひとりひとりの妊娠経過をサポートしていきたいと思っています!

妊娠中、心配な事や気になる事があれば、助産師にいつでも相談してください!
一緒に考えていきましょう。

そして、お産も全力でサポートします。バースプランはありますか?どんな事でもいいので、教えてくださいね♪


みなさんも助産師という存在がいる事を忘れないでくださいね!助産師は、日々、自分には何ができるか、どういう思いで助産師をやっているか、考えています。妊娠、出産だけでなく、女性の生涯にわたって、ずっと寄り添っていける助産師になれるようこれからも頑張ります(^^)/

きょ~おは楽しい♪

お久し振りです!!みなさんお元気にされていますでしょうか?みのうらです!


世間ではやはり、新型肺炎の話題で持ち切りですね。
みなさんもできうることをされ、毎日お過ごしのことと思います。
一刻も早く収束することを願わずにはいられません。


さて!こんな時だからこそ、みなさんにとって気分転換になれば!
という思いで文章を綴りたいと思います。


2月の立春も終わり、日々春らしい日も多くなってきましたね。
みなさんは、もう春...見つけられましたか??


ちなみに私は、見つけましたよ!!

毎年、梅の花の香りを嗅ぐとくしゃみがでますが...
あー!春が来たなぁ!!と実感します(^-^)


四季折々の香りが好きですが、その中でも春の香りは格別です!
なんだかとってもワクワクしますから。
暖かい日も増え、身体の余分な力が抜けて、楽にもなりますしね。



そして3月、明日は桃の節句ですね(^^)

女の子のお子さんがいらっしゃるご家庭では、色々なお祝いがされていることと思います。
お雛様を飾ったり、ちらし寿司や蛤のお吸い物を頂いたり...美味しそう、、

ではなく!お子さんの健やかな成長を祈って家族でお食事するなんて、
とっても素敵な文化です。



桃の節句では、甘酒を召し上がられる方もおられるでしょうか?

米麹が原料の甘酒は、アルコール分もありません。
何より、甘酒にはご存知の方も多いと思いますが、免疫力を高める働きがあります!

是非この機会にお試しあれ!!



話戻りまして、日本にはこのように、昔から子供の成長を祈って、様々な習慣があります。
今日は折角なので、その中でも犬にポイントを当ててみてみましょう。


妊娠されてから、犬と聞くと、、、そう!戌の日がありますね(^-^)


ワンちゃんが、安産なところにあやかっている習慣なのだそうです。
とは言え、実際のお産はワンちゃんもきっと痛いのだろうと思いますが。。。


それ以外にも、、お宮参りの際にも登場します。
犬張子は子犬を模して作られた人形です。

3歳になるまで、その子の災厄を代わりに受けてくれ、子を守ってくれるとされています。


また、今の時期で言うと、最初にお雛祭りについてお話ししましが、古いお雛様の道具の中に、
「犬箱」というものも含まれていたそうです。
嫁入り道具でもあったようです。



これは文字通り、犬型の箱になっています。
この中に、安産と生まれた子の幸せを祈る神仏のお守り札を納めます。
お守り入れでもあったようです。

その他には、お産の後に胎盤をこの中に納め、土の中に埋めます。
その上に父親が立ち踏みつけると、丈夫な子に育つとも言われていたそう。


また、産後動けないママたちのおトイレ代わりにもなっていたようです。
成る程!!ですが、驚きですね。。


このように昔から良いことに絡めて、安産や子どもの健やかな成長を祈る
ということが行われてきました。



そんな先人たちの思いが、医療の発達した今の世にも伝えられて残っている習慣もある。。
とても素敵なことだと思います。


子を持つ親の気持ちは、いつの世も同じなんですね(^-^)



私も、ささやかではありますが、関わらせていただいたお母さん、赤ちゃん、
そしてそのご家族のみなさんが、いつも元気で笑顔にあふれていることを祈っております(^-^)


またお会いしましょう!みのうらでした。


↑ 犬張子(いぬはりこ)

↑ 犬箱

ヨガのこと①

こんにちは。猫4匹と家族と暮らしている、助産師のまつなみです。
寒い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
今回は、助産師として仕事をしてきて、今感じていることをお話ししたいと思います。

私が助産師として立ち会ったお産は2000人を超えています。
「赤ちゃんが産まれる瞬間に立ち会われるのって、楽しいですね」とよく言われますが、正直、いつも感じていることは、嬉しさや楽しさもありますが、一番は、問題なくお産が終わるまで、不安と緊張でいっぱいです。でも私は、産婦さんやご家族に不安を与えないように、笑顔で対応するよう心掛けています。「大丈夫、大丈夫」と、自分と患者さんに言い聞かせています。
なので、無事にお産が終わると、赤ちゃんとお母さんを抱きしめたくなります。「二人ともよく頑張ったね」と、お礼の気持ちと安堵感で幸せいっぱいの気持ちになれます。
だから、助産師の仕事が大好きです。

この仕事を続ける上で大切なことは、心の安定です。
そのために、私はヨガを勉強しています。ヨガをしている時間は、自分を見つめて、自分を知る時間になります。
今までは、仕事と子育てと生きていくことで精一杯でしたが、最近やっと心に自信と安定を感じられるようになってきました。ヨガを始める前は、自分に自信が持てず、いつも何かに不安を感じていました。今、ヨガを続けるなか、ご飯が美味しい、娘がいる喜び、仕事がある幸せ、当たり前のことを素直に幸せだと感じられるようになりました。
他人のことは良く見えますが、実際には何も見えていません。他人と比べることなく、今ある幸せを大切にしていきたいと思っています。

辛いことがあっても、まず笑いましょう。
笑顔は、自分も周りも幸せになります。そうしたら、自分の周りで笑顔で接してくれる人が増えてきますよ。
自分をコントロールできるのは、自分だけです。人生で最も長く一緒に過ごす人は、自分自身です。

ヨガの時間は、呼吸やポーズに集中できます。
当院でも、ヨガのクラスを設けています。お産の時にも役に立つ呼吸や様々なポーズから、身体をほぐしてストレッチしていきます。
骨盤周りや身体のバランスを整え、瞑想の時間でリラックス効果や、心を無にする時間をもてます。
自分と向き合う時間は、妊娠、分娩、産褥期、女性の全ての時間に必要になっていきます。
不安なことがあれば、ふと立ち止まってみてください。
私たち、病院スタッフに声をかけてください。一人で頑張らないでください。
幸せを感じられるお手伝いをしたいと、こころがけています。

それでは、みなさんに会える日を楽しみにしています。

インフルと年の瀬が…

街中にイルミネーションが増えてきましたね。
当院では、外来に大きなクリスマスツリーが飾ってありますが、病棟にもクリスマスツリーがあります(右写真)🎄
外来ほど大きくはないですが、電飾がキラキラしていて綺麗ですよ😊

クリスマスや新年の準備で何かと忙しい年の瀬ですが、今週、岐阜県内にインフルエンザ注意報が発令されました。
妊婦さんは普段より免疫力が落ちていることもあり、インフルエンザに罹ると重症化しやすいといわれています。授乳中の方も、睡眠不足や疲れなどで免疫力が落ちることもあり、罹りやすいことが考えられます。

妊婦さんも授乳中の方も、インフルエンザの予防接種を受けていただけます。
インフルエンザの予防接種を受けて抗体ができるまでに2週間かかるので、早めに受診されることをおすすめします。
(当院では、予防接種の取り扱いをしておりませんので、近医にお問い合わせください。)

日常生活では、食事と休息を十分にとり、手洗いをしっかり行いましょう。
暖房の使用も相まって、空気が乾燥しているので、こまめな水分摂取も大切ですよ。
ご家族揃って元気に新年を迎えられるように、協力し合いながら体調管理してくださいね。

                                       ≪さかい≫



「ベビーマッサージを通して…」

みなさん、はじめまして!
ブログの仲間入りをしまして、本日初投稿します!助産師の滝下のぞみです。どうぞ、宜しくお願い致します。

みなさん、今年は暖冬と言われていますが、さすがに冬らしくなってきましたね。
冷え性だった私ですが、お産をしてから随分と改善しました。
我が子を育てる中で、自分自身がからだもこころも健康でいなければならない。
そして、家族の健康も守っていきたい。そんな思いから、生活スタイルや食事の見直し、身体のメンテナンス、心が喜ぶ事をたくさんするようになりました。
冷えの改善は一例ですが、出産前より今の方がいろんな意味でたくましいです!笑
子どもを育てさせてもらっている事で、私のからだもこころもぐんぐん育っております!
この、からだもこころも育む事ができるのが、本日のブログのテーマである「ベビーマッサージ」なんです。ベビーマッサージを通してママと赤ちゃんの信頼、絆を育みます。
赤ちゃんのからだもこころも突然できあがるものではなくて、ママの愛や家族の愛に包まれて、毎日毎日少しづつ育っていくもの。そして育てていくものだと思っています。

エリクソンの発達段階「乳児期」における発達課題は、「基本的信頼を獲得する事」です。
この時期の親子の信頼関係が、人生の各段階においての人間関係の基礎となっていくのです。
なので、赤ちゃんにとってスキンシップが欠かせないこの時期に、濃厚な肌と肌との触れ合いができる「ベビーマッサージ」を私はとても大切にしています。
ベビーマッサージはベビーとついていますが、赤ちゃんだけにするマッサージではありません。出産直後から子供が何歳になってもできます。

もうじき9歳になる長女を出産した時に、ベビーマッサージのインストラクターの資格をとりました。
そして、毎日ではないですが手遊び歌やマッサージを生活の中に取り入れるようになりました。
その娘が長男や次男が生まれた時も、私の代わりにマッサージをしてくれたり、お風呂あがりに次男の肌に保湿剤を塗ってくれる時に、手遊び歌やベビーマッサージが登場する!する!微笑ましい光景です。
ママが子どもにマッサージをしていると、自然ときょうだい同士や家族のスキンシップが増えるんですよね。
最近は、長男と次男が咳をするので、胸のマッサージをよくしていますよ。そう!部分マッサージで十分です!
当院のベビーマッサージスクールでは全身のマッサージをしますが、ママ達は大忙し!ママの心の余裕がある時に、さらにママの心を癒してくれるベビーマッサージを少しでもお家でも取り入れてもらえたら嬉しいです。

ここで、当院のベビーマッサージに来てくださっているママ達の声を紹介しますね。

☆家ではバタバタで、唯一の癒しの時間です。
☆お出かけの練習がベビーマッサージに通う事でした。
☆手遊び歌が楽しくて音楽かけて家でもやっています。
☆泣いても大丈夫、安心できる空間です。
☆生まれたばかりの赤ちゃんとの関わり方や、赤ちゃんをどの程度の力で触っていいのか分からなかったけれど、ベビマを通してそれが分かるようになりました。
☆自分の子ども以外の赤ちゃんもたくさんいるので刺激になります。
☆ママ同士のおしゃべりが毎回楽しみです。
☆助産師さんにいろいろ聞けて心強いです。
☆産後にゆりに来れるから嬉しいです。
☆体重が測れたり、母乳測定ができるから嬉しいです。
☆ベビーマッサージの後は大量にうんちがでます。
☆ベビーマッサージのあとは、よく寝てくれます。

たくさんのママ達が、赤ちゃんとママ自身の為にベビーマッサージスクールに参加してくれています♪
私は、ママ達のそんな想いを胸に、
「来院された時よりも、ママ自身が癒され幸せいっぱいの笑顔で帰宅される」
ベビーマッサージのインストラクターとして、そんな居場所作りを心掛けてやっています。
是非、はじめての参加の方も当院のベビーマッサージに遊びに来てくださいね♪

長くなりましたが、最後までブログに付き合っていただき、ありがとうございました!

★ベビーマッサージのご案内★
当院で出産された赤ちゃんが対象になります。
日時:毎週火曜日
1~5ヶ月の赤ちゃん:11~12時
6~10ヶ月の赤ちゃん:14~15時
定員:10組
講師:当院スタッフ
持ち物:おくるみやバスタオル(オイルがついても良いもの)、おむつ、おしり拭き、水分補給できるもの

「陣痛」とはなんぞや?

こんにちは!
お久しぶりです。ゆりレディースお笑い部門担当、助産師のフジガキです。
しかし、朝晩が少し肌寒くなりましたね。乾燥もあり風邪をひきやすい季節になりました。周りではちらほらインフルエンザも…。皆んさんも十分に予防対策してくださいね。
さて、今日のブログでは、「陣痛」についてお話ししようと思います。

…まずは雑談から(笑)
「陣痛」の語源って知っていますか?私も知らなくて調べてみました。すると、「陣痛」は「通り道」「通り抜ける」という意味合いがあり、「陣通」とも書かれていたようです。そして、「陣」には、「しきりに、ひっきりなしに」という意味合いもあり、勝手にまとめる(笑)と、「赤ちゃんが通り抜けるためにひっきりなしに痛みを伴ってくるもの」という感じなのかな、と。その通りですね。
そして、英語では陣痛を「Labor」と言い、直訳すると「労働」です。ちなみにスペイン語では「Trabajo de Parto」と言い、直訳すると「お産のための仕事」なんです。日本語に比べると外国語では、直接的な感じがしますね。
赤ちゃんが産まれてくるためにお母さんが最初にする仕事、という感じでしょうか。

その「陣痛」、きっと「痛いんじゃないの?」「コワイ」「耐えられるの?」とネガティブな印象が多いのではないでしょうか?
でも、考えてみてください。痛いけれども!でも、赤ちゃんに会える、お母さんになる最初のお仕事なんです。10ヶ月お腹の中で色々想像して、声をかけてきた可愛い子に会えるんです。
人間の脳というのはダマされやすいので、ネガティブな印象に支配されるのではなく、「楽しみ!」「嬉しい!」と言ったポジティブな感情で脳が感じる「痛み」をダマしてやりましょう!私たちスタッフは、全力でそのお手伝いをします!(←詐欺師集団ではないですよ〜)

で、ですね。もう一つ。
「陣痛」とは、10分間隔で痛みと張りが周期的にやってくるものをいいます。
一般的に、この「陣痛開始」と言われる状態から、初産婦さんで約12時間、経産婦さんで約6時間でお産になるといわれています。
入院のタイミングのお話で、「10分間隔でしっかりお腹の張りと痛みが来たら教えてくださいね。」「初産婦さんでお家が近い人は5分間隔でいいですよ〜。」なんてお話をさせていただいていると思います。
「陣痛かも!」って、もう痛みが始まったらみんな、気が気じゃないんですよね。家族総出で時計とにらめっこ。
お家では、「いつ電話する?どうする?」「大丈夫か?」なんてことになってるんじゃないでしょうか。
まずは、落ち着いて!Relax!です。
まだまだお産までは長い道のりです。
まずは、本当にちゃんと周期的にやってくるか、1時間以上は様子を見ましょう。その間に、ご飯を食べたり、お風呂がまだだったらゆっくり湯船につかったり。そして、しっかりと間隔が短くなること、痛みが強くなっていることを確認して下さい。
そこでやっと、お電話です。
もちろん、不安な時や、自分で判断できない時はお電話ください。その時のご様子を聞いてお話しさせていただきます。

未知なものや、痛みの伴うものには不安がつきものです。
でも、「陣痛」はこれから赤ちゃんに会える幸せな痛み。
一緒に頑張りましょう。

アボカドはお好きですか?

九月に入ってからも暑い日が続いていましたがみなさん体調いかがですか?
朝晩冷え込む日も出てきますので気をつけてくださいね!

みなさんはアボカドお好きですか?
私は大好きなので冷蔵庫には食べごろを調節しているアボカドが数個控えています。。(笑)

アボカドを食べたことのあるあなたなら、「アボカドって油っぽい」というイメージがあるかもしれません。
しかしその脂肪が、とても健康に良いのです!
今日はアボカドの栄養面から見た魅力についてお話ししていきます。

実はアボカドの脂肪は、不飽和脂肪酸(オレイン酸、リノール酸、リノレン酸など)で良質な脂肪とされていて、コレステロールを下げる働きがあり、また皮下脂肪にもなりません。
結果、血液をサラサラにする効果や動脈硬化・高血圧予防が期待出来ます。

先ほど述べた、不飽和脂肪酸であるオレイン酸が、脂肪代謝と脂肪細胞での脂肪分解を活発化し、脂肪燃焼を促進する効果があるのです。
また、アボカドにはビタミンB2がふくまれています。このビタミンB2には、脂肪分解を促進する効果があるとされています。
さらに!アボカドは食物繊維が豊富で、腸内環境改善の効果もあり、これらの総合作用で、体脂肪を落とす効果が期待できます。

アボカドの主な栄養素は先も述べた通り不飽和脂肪酸という良質な脂肪で、この中のリノール酸には、セラミドを生成し肌を乾燥から守る作用があります。
さらに、ビタミンEとコエンザイムQ10が豊富に含まれています。
この2つには、抗酸化作用があり、老化防止にも効果があり、こちらもお肌の調子に関わってくるものです。
以上のことで、お肌にとても役立つことが証明されていますが、当然、お肌の一部である髪の毛のにも影響を及ぼします。美しい健康な髪のためにもいいかもしれませんね!

どんなことでもそうですが、どんなに体に良いものでも、食べ過ぎには注意してください。。

アボカドの1個あたりのカロリーは約220㎉です。(ご飯1杯程度)
脂肪を落とす補助となるものではありますが、この程度のカロリーなので、当然たくさん食べると、余ったカロリーは脂肪として蓄積されます。

お安い時は1個98円でスーパーで買えるアボカド。
私は安い時を狙っていくつか買いだめしております。
今夜はとろりと軟らかく熟れたアボカドをわさび醤油でいただきます。。




おっぱいのはなし③

暑い暑い夏。夏休みも中盤になり、お盆休みに入りますね。
エアコンに頼らなければならない毎日ですが、体調崩していませんか?

体調を崩している時は、暑くても足元、足首は温めるようにしてみてくださいね。
冷房で体が冷えている  なんてことも体調不良の原因の一つですから・・
特に妊婦さん、冷たい物摂り過ぎなどは注意してくださいね。


さて、今回は「早期接触  カンガルーケア」について 赤ちゃん大好きごとうです。

早期接触とは・・
児の出生後ただちに、羊水をふき取りすぐに母親の胸に乗せしばらくそのまま抱かせることを指します。
児と母親は、直接肌と肌を触れ合った状態(skin to skin contact)少なくとも1時間はそのままでいる事です。
この早期接触を「カンガルーケア」と呼ぶ産科施設も多いです。
もともと、「カンガルー・マザー・ケア」とは低出生体重児を母親がカンガルーのように胸に抱いて育てることを指していました。
日本のNICUでも「カンガルー・マザー・ケア」を実施している施設は多いです。
最近では出産後母親の胸に抱いてもらうことも「カンガルーケア」と呼ぶことがあります。
当院も出産後、赤ちゃんとお母さんの体調を確認してから「カンガルーケア」を実施しています。

では、早期接触はなぜするのか?いいことがあるのかな?
それは・・
赤ちゃんにとって・・

・保温される 赤ちゃんにとって体温が保たれることはとても大切!
・安心して泣かない  泣くことはエネルギー消費します。
              呼吸が安定します。
・感染の予防になる  お母さんとの肌と肌の接触によって皮膚にある常在細菌叢をもらう!

お母さんにとって・・

・母乳育児への成功につながる。
 赤ちゃんの自発的な吸啜を促し、母乳育児を開始する上でのポイントとなる!
・子宮の収縮を促す。


赤ちゃん、お母さんにとっても肌と肌の触れ合いはリラックスでき、幸せな時間を過ごすことができます。
出産で疲れた体を赤ちゃんのぬくもりが癒してくれますよ。
是非、体験してみてくださいね。

カンガルーの親子はいつも一緒。有袋類すごいですよね。
私たち人間の親子もいつも一緒ですね。
毎日抱っこは大変だから、袋ほしいかも??




スッキリ~!!

みなさんこんにちは!!みのうらです。


ジメジメつらい時期も多分あと少し!
何とか乗り切っていきましょー!!

さて!突然ですが、みなさんは朝にスッキリお通じ出ていますか??


このブログを読んでくださっているみなさまの中には、妊娠中の方も多いと思います。

そうでない方の中にも、日々便秘と闘ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか?



妊娠中には、ホルモンの関係で腸の動きが鈍くなり、普段はスッキリな方でも便秘に傾いてしまうこともあります。

また妊娠週数が増すにつれて、貧血に傾き鉄剤などの薬を飲むことで、更に便秘になってしまうなど...

妊娠中は、たくさん便秘になるきっかけが潜んでいます。


妊娠って大変...女性ってたいへ~ん!!


ということで!
今回はどうすれば、お通じを楽に出すことができるのか?

毎日コツコツできる、食事面で工夫できることをお伝えしようと思います。


少し詳しくお伝えすると、、よく身体に良いと知られている腸の中にいる菌で善玉菌、聞いたことがある方、多いのではないでしょうか?
この善玉菌には、消化と吸収を助ける働きがあります。


善玉菌は、お通じに関しては、欠かせない存在なのです!!


一方で腸の中には、病気の引き金となる悪玉菌や普段は悪さをしないけど、体調を崩したりした時に悪さをしてしまう日和見菌(ひよりみきん)という菌がいます。



歳を重ねるごとに、善玉菌は減り、悪さをしてしまう菌が増えていく傾向にあります。


それは困る!!
どうすればいいのか??



そうだ!

善玉菌を増やしてあげればいいんだ!!


善玉菌は、耳馴染みのある食べ物で言うと、ビフィズス菌や乳酸菌を含むものとなります。
そして更に善玉菌のエサとなる食べ物が、食物繊維やオリゴ糖になります。


そしてそして~!

この2つが含まれた食材があります!まぁ素敵!!



その代表格的な食べ物が、納豆です。忙しい毎日でもそのまま食べたり、かけて食べたり...

とっても簡単!年間を通して、価格が安定しているところも素敵なポイントですね(^-^)


これをご覧下さっているみなさんの中で、納豆好きだー!と思った方。


ぜひ!毎日1パック食べてみましょう!!
10日間ほど続けてみると、スルッとお通じが出た!など効果が出る方が多いようです。


同じものでは、人間飽きてしまうので、納豆に限らず、フルーツヨーグルトやぬか漬け、季節の手に入りやすいお野菜をたくさん入れたお味噌汁などなど...


できる範囲で、日々の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?


毎日スッキリして、美味しくご飯を頂けるなんて幸せですね(^^♪


女性に限らず男性も、みんなで腸にいい生活送りませんか?


余談ですが、善玉菌にんはアンチエイジングの働きもあるのです!!



こうしてはいられません!!たくさん食べなくちゃ~!!

またお会いしましょう!みのうらでした(^-^)

梅雨 。。。

こんにちは。さかいです。
梅雨入りから3週間ほど経ち、梅雨らしい天気になっていますね。
みなさんは、雨の日って好きですか?
私は、雨の日だと何となく気分が上がらないです…
なのに、某、冒険とイマジネーションの海へ出かけると、高確率で雨が降るんです。
荷物濡れるやん...パレードやらへんやん...って、少しテンションが下がります。
旅行に行くと決まって雨が降るとか、ある場所へ行くと雨が降るってことありませんか?何でなんでしょうかね。あれ😞

雨の日に気分が上がらないだけならまだしも、頭痛や肩こり、倦怠感などの身体に現れる症状に悩まされる方もいらっしゃいますよね。妊娠中だと、症状が悪化することもあるようです。辛いですよね…
そもそも、雨の日に身体に症状が現れるのは、気圧の急激な変化が自律神経の乱れを引き起こすことが原因のようです。自律神経の乱れにより起きる症状は、頭痛、肩こり、めまい、吐き気、疲労感、眠気、手足のしびれ、関節の痛みなど、多岐にわたり、かつ人それぞれ症状が違います。

雨の日に、決まって体調が悪くなってしまうという方、生活スタイルを見直してみてください。
食事はバランス良く摂れていますか?
体は冷えていませんか?
適度に運動できていますか?
ストレスを溜め込んでいませんか?
適度な睡眠をとれていますか?

つわりの時期はバランスの良い食事を摂ることは難しいと思いますので、水分だけでもこまめに摂るように心掛けてください。食べられるものを食べられるときに摂取すれば良いのです。
そして、妊娠中は冷たい飲み物を飲んだり食べたりすることは控え、身体の中から冷やさないように注意してください。最近は、冷房を使うことも増えてきていると思うので、身体の外からも冷えないようにしてほしいです。カーディガンを羽織ったり、レッグウォーマーを着用したりして、身体が冷えるのを防ぎましょう。
また、体を動かすことで血流が良くなり、冷えを改善することもできますし、気分転換にもなりますよね。外に出られない日は、手や足をマッサージしたり、ストレッチしたりするだけでも良いと思います。当院では、毎週水曜日にヨガ教室を開催しています。Instagramに写真がアップされていますので、そちらもご覧いだたき、是非参加してみてください。
ただし、お腹が張りやすい人は、医師または助産師に相談してくださいね。

雨の日に限らず、妊娠中は心も体もデリケートになりがちです。
不安に思うこと、悩みごと、色々あるかもしれません。そんなときは、助産師外来でお話してみてください。すぐに解決はできないかもしれないけど、少しは楽になるかもしれませんよ😊

戌の日ってなに?

とうとう東海地方も梅雨入りしましたね。
急に寒くなったり、暑くなったりで、皆さん体調を崩されたりはしていませんか?
からりと晴れた、初夏の空が待ち遠しい今日この頃です。

そんな空模様の中、今日も元気に働いております、助産師のふじがきです。
今日は、「戌の日」について書いてみようと思います。

みなさんは「戌の日」ってご存知ですか?
「聞いたことはあるけど、何するの?」という方も多いかと思います。

この、「戌の日」
始まりはなんと「古事記」に由来しているそうで、かなり前から伝わっている日本だけの風習です。
「犬は多産」、
「お産も軽い=安産」、
「古来、犬は悪霊を防ぎ、子どもを守る」
などの理由で、犬にあやかり、安産を祈願するようになったそうです。

この、「戌」は「犬」とは漢字がちがいますよね?
「戌」は十二支の干支で使う漢字です。
十二支は通常、年に配して使いますが、日付に対しても同じように使われるため、「戌の日」は12日に1度めぐってきます。
妊婦さんが、妊娠5ヶ月のこの「戌の日」に安産祈願をするようになりました。

妊娠5ヶ月、というと俗に「安定期」と言われる時期で、胎盤が完成し、赤ちゃんには胎盤から安定した栄養が供給されます。
そのため、流産のリスクも減ってきます。
また、胎盤が完成したことにより、お母さん母体もホルモンの影響にさらされることが少なくなり、つわりや倦怠感といった初期の不快症状から解放されます。
そのため、この時期が選択されたようです。

妊娠5ヶ月にあたるこの「戌の日」には、安産を祈願してお参りをし、腹帯を巻く、というのが習わしになっています。
「帯祝い」とも言われ、この時に巻く帯を「岩田帯」と呼ぶそうです。
今では、お参りされる妊婦さんで腹帯を用意してご祈祷してもらうというのもありますし、ご祈祷される神社で「安産祈願セット」という形ですべてセットになっているプランもあるようです。
腹帯も、今ではマジックテープのものや、腹巻タイプのものにご祈祷してもらうこともあるようです。
もしも、本格的な「岩田帯」を巻きたい!という方は、当院でも助産師外来で巻きますのでおっしゃってください。(笑)

さて、最後に。
この「戌」にちなんで、当院スタッフの飼い犬を紹介しましょう!
院長先生の愛犬、マルちゃんもいますよ♡
是非ご覧ください~

院長先生のマルちゃんです。ご飯を見ている姿が何ともかわいい!!

師長さんとこのミントちゃんとマロンちゃん。
Kさんとこのぺろちゃんとヌーピーちゃん。
Mさんとこのゼロくんとアインちゃん。

Fさんちのいたぞうくん、かのんちゃん。
Mさんちのクッキーちゃん。

Tさんちのくろくん。
Fさんちのサッチモくんとエコルちゃん。後ろにゼロくんとアインちゃんも控えております(笑)

平成が終わり、新しい元号  令和になりましたね!

当院でも令和生まれ1番目のかわいい女の子が出産しました。
新たな元号に変わり、気持ちも新たになりますね。

さて、今回は「おっぱいのはなし②~授乳から見た子育て~」をテーマにしたいと思います。
赤ちゃん大好き、おっぱい大好き 助産師のごとうです。

そもそも、母乳とは?授乳が赤ちゃんにどんな影響を及ぼすのか?なんて考えたことありますか?

母乳とは?
赤ちゃんにとって最高の栄養。
必要な栄養をとり、免疫もたっぷり、安心のもとでもあり・・ 心の栄養でもあります。
お母さんにとっても、体調によく、リラックス効果も得られることが出来る。
赤ちゃんとお母さんにとって ‘最高のもの‘ です。
どんな人工乳も母乳に勝るものはないです。
そして、赤ちゃんはお母さんの特別なぬくもりを感じる事ができます。

動物には、「基本的欲求(ニーズ)」があります。
「基本的欲求」は要求することではなく、生存のために必要な欲求です。
そして、赤ちゃんにとってその欲求を満たしてくれる人が お母さんです。
赤ちゃんにとってお母さんは食べ物と、一緒で生きていく上で必要不可欠な存在です。
赤ちゃんは授乳などによりお母さんと一体感をもつことができ、大切に愛されたいと思う本能が働きます。
そして、お母さんにもこの気持ちが働きかけられ互いの欲求がみたされることで、子育てに対して前向きになれます。

赤ちゃんは、五感をつかっておっぱいを飲みます。
匂い、味、語り掛ける声、やわらかな肌のぬくもり、自分をみる目
お母さんのすべてを感じながらおっぱいを飲んでるのです。
もちろん、ミルクであってもお母さんの優しい声、自分をみる目を感じる事が出来ます。

授乳は「愛する」ことを赤ちゃんがはじめて学び始める最高のものです。

たくさん愛された子、抱っこされた子は 思春期になって自立し、自分で考えて行動する子になるといわれています。
愛情をいっぱいかければかけただけの、安心感に満ちたお子さんになることでしょう。

授乳期は2~3時間ごとに母乳をあげて、泣いたら抱っこする。
自分の時間が全く取れないほど、大変だと思うことは多いと思います。
私も子供が泣いているのをみて、自分も泣きたくなる経験を何度もしました。

自分の手の中で抱っこできる期間は限られています。
そして、お母さんたちが初めに育児に悩む壁は母乳・授乳についてです。
でも、この大変な思いはどこかで自分に学ばせてくれている、結果的に楽にしてくれると私は信じています。

たくさん抱っこして、たくさん悩んで、たくさん人にも頼って、旦那さんも巻き込みながら一緒に子育てしていきましょう。

困ったときは,当院のスタッフの声をかけて下さいね。
授乳の悩み、おっぱいの悩み、子育ての悩みも「母乳外来」を利用して下さいね。

産後のベビーマッサージのクラスは当院助産師が担当していますのでそちらもご利用ください。




え~ん!え~ん(;O;)

みなさんこんにちは!助産師のみのうらです。

暖かい日も増えてきましたね。花粉症もピークを過ぎて、症状が落ち着いて来られた方も多いのではないでしょうか?
これから過ごしやすい季節がやってきますね(^o^)


さて!!
今日のテーマは、ブログの題名にもなっている“泣き”です。

泣いている人を見ると、どうして泣いているんだろう?と思いますよね。
大人は泣いている理由を周りに、言葉で伝えることができます。
では、赤ちゃんはどうでしょう??
「ちょっとお腹が減っちゃったの...」と説明することは...できませんよね。


なぜ泣いているのか分からず、泣き止んでくれない。
お母さんも一緒に、泣きたいような気持になることも多いのではないでしょうか?


「子供は泣くのが仕事。」

この言葉を耳にされたことのある方も多いのではと思います。
本当なのでしょうか?
もしかすると気づかれている方もいらっしゃるかと思いますが、私たちに何かを伝えるために泣いているとは思いませんか?

生後1~2ヵ月の泣きは「不快」が原因のことが多いようです。例えば...

・お腹が空いた
・オムツが濡れて気持ち悪い
・肌着がチクチクして不快
・抱っこしてほしい

これらの理由で泣いているのであれば、不快な状態を取り除くことで赤ちゃんは泣き止むことが多いです。

それとは別に、不快ではなく体調が悪いため、泣いていることもあります。そんな時は、

・泣きがいつもと違う
・顔色が悪い
・呼吸が苦しそう
・吐く・熱がある
・どこかに触れると痛そうに泣く

これらの場合は、受診の目安にもなってきます。


このどれにも当てはまらない、泣きもあるでしょう。

そんな時は、窓を開けて外の空気を入れる。お散歩をする。月齢にもよりますが、
興味を持ってくれるのなら、絵本を読み聞かせてあげる。
お子さんの気分転換をしてあげましょう。


もう一つ大切なのは、ママや周りのみなさんもリラックスすることです。

泣きが止まなくて不安が募る。泣きに付き合いあまり眠れていない。泣きに疲れてイライラしてしまう。
赤ちゃんたちは、その負の感情を感じ取り、より泣いてしまうこともあります。

どんなに我が子であっても、泣きが続くと疲れます。イライラもします。
もっとくたびれてしまうと、楽しいはずの育児を楽しめなくなってしまいます。
それは、とってももったいないことです!!

泣きには、その子の個性や時期も関係します。
生まれてから6ヵ月くらいまでは、原因のつかめない泣きが、空腹の泣きの次に多くあるようです。

原因がないとは...もうお手上げです。

ですが、この原因のつかめない泣きも赤ちゃんの心が育つことによって少なくなっていきます。
生後6ヵ月以降になると徐々に落ち着く子が多いようです。


試行錯誤してもどうにもできず、疲れてしまうこともあるでしょう。

そんな時は抱え込まずに、家族や友達に話を聞いてもらうこともいいと思います。
地域でも、子育て支援センターや育児サークルへ参加することで、
同じ状況の方とお話しできるなど、息抜きをすることもできます。

息詰まる時は、外の空気を吸うことがとっても大切です。


赤ちゃんは、生きていくために泣くという行動で、周りの大人に伝えようとします。
初めはよく分からないことの方が多いですが、少しずつこうして欲しいのかな。
これが嫌なのかな。と赤ちゃんの気持ちに思いを寄せることができるようになります。
とっても素敵なことですね!
でも実際は、とても大変なことです。

毎日、本当に本当にお疲れさまです(^-^)
そんな皆さんを私たちは、応援しています。

春旅の前に...

先日、東海地方も桜の開花宣言があり、あちこちで桜が咲き始めていますね。
写真は、各務原市の新境川堤の桜です。まだ開花したばかりのようなので、来週にはお花見が楽しめそうですね。
暖かくなってくると、お花見や旅行など、遠出をしたくなってきますよね。
今年のゴールデンウィークは10連休ですし、すでに予定を立てている方もいらっしゃると思いますが...

今回は、妊婦さん方が旅行に行かれる際に注意してほしいことをお伝えします。

〇旅行に行く時期
 助産師外来でもお話ししていますが、妊娠16週から28週の時期が最適です。
 安定期に入っていること、お腹が張りにくい週数であることから、この期間で計画を立てていただくのが良いです。

〇出発の前に
 旅行の前に、心配なことがあれば医師または助産師に相談してください。そして、無理をしないこと。不安がある場合には、計画を立て直すことも考えてください。妊婦さんと赤ちゃんが元気であることが最優先です。

〇移動中
 長距離移動の際は、こまめに休憩をとるようにしてください。立っている、座っているに関わらず、長時間同じ姿勢を続けることは妊婦さんの身体には良いことではありません。
お腹が張る、腰が痛くなる、気分が悪くなるなどの症状が表れることがあります。時間に余裕を持った計画を立て、1時間に1度くらいのペースで休憩をとるようにしてください。

〇旅先の病院
 旅行先で、妊婦さんが受診可能な病院を見つけておいてください。某テーマパーク付近の病院では、県外から遊びに来た妊婦さんが切迫早産で緊急入院することが少なくないそうです。観光や遊びに夢中になっていると、身体の異変に気が付かないこともあります。気づいたとき、すぐに、相談や受診ができるように準備しておくと、万が一のときに焦らずに対応できますよね。

楽しい思い出の残る旅行になりますよう、綿密な計画を立ててお出かけください。
そして、母子手帳をお忘れなく!!

以上、さかいでした。

日本の母子手帳はすごいんです!

こんにちは!
今年からついに花粉症を発症してしまった、助産師の藤垣です。
目がかゆい!鼻水が止まらない!!
こんなにつらいとは…(-_-;)。花粉症に苦しむ皆さん、頑張って乗り切りましょうね!

さて、今回は母子手帳についてお話ししたいと思います。

私事ですが、数年前、仕事でアフリカに行く機会がありました。
予防接種を受けるにあたり、「はて、私は何の予防接種をうってたの?」と思い、実家の母に「ねえ、私の母子手帳ってある?」とダメもとで尋ねてみました。
すると、「・・・あるよ。」と思わぬ返答が返ってきたのです。
この時ほど、「片づけられない母」に感謝したことはありませんでした。(ひどい娘ですね...)

当時三十数年前の母子手帳。
茶色く変色したボロボロの自分の母子手帳を見たとき、なんとも言えず感動したのを覚えています。
中には、出産の状態、体重の推移、予防接種の記録・・・いろんな情報が書いてありました。

そんな、今、日本では当たり前のように使っている「母子手帳」。
いったいどんな風に普及したのでしょうか。

日本での始まりは1942年、戦争の混乱の中でした。
当時は「妊産婦手帳」とよばれ、妊産婦の栄養失調、感染症の削減の目的で始まりました。これを持っていると配給を優遇して受けられる特典などがありました。
当時、日本の妊産婦死亡率は10万の出産に対して239、と高く、現在の65倍もあったのです。
そののち、1948年に「母子手帳」という名称に変わり、幼児期の記録まで記入できるようになりました。
1966年には現在の「母子健康手帳」に近い形になり、その後も少しづつ改正を経て、現在の形になっています。
母子手帳の普及と、高度経済成長の医学の進歩もあり、日本の妊産婦死亡率、乳幼児死亡率は激減していきました。

日本生まれのこの「母子健康手帳」、実は世界の約30か国で使用されているのです。
形や内容は様々ですが、安全なお産と妊産婦の健康、妊産婦死亡や乳幼児死亡率の削減を目的に広まっており、日本のODA(政府開発援助)や、NGOを通して、今もベトナムやタンザニアといったアジア、アフリカ諸国に普及プロジェクトが推進されています。
すごいですね、日本の母子手帳!

「母子健康手帳」は、妊娠から幼児期まで途切れることなく1冊にまとめられている、命の成長の記録です。

中には、妊娠、出産、育児についてのお役立ち情報も記載されていますし、記入していただくページもたくさんあります。
もう一度、母子健康手帳を見てみてください。
そして、たくさん記録を残してあげてくださいね!

長文でしたが、お付き合いいただきありがとうございました!

風邪に負けないぞー!!

今回ブログを担当します、みのうらです。

風邪に負けないぞー!と言いつつ既に負けてしまった私です。。。ですが!今は元気いっぱいです!!


年が明けて時間が経ちましたが、年明けとともに益々寒くなってきましたね。
それに加えて乾燥も強くなってきています。

皆さまは体調はいかがでしょうか?お元気にされていますでしょうか?
最近では風邪やインフルエンザが流行っていますね。

妊婦さんはいつもに増して風邪を引きやすかったりします。なので!とても大切になってくるのが予防です!

手洗い、うがいはもちろんのこと、人混みにはあまり近づかないなど日頃から少しずつできることもあります。
あとは日々の食事です。

免疫力を高めるためにこの季節は、根菜類を摂ることがおススメです。
例えばじゃがいも、レンコン、ニンジン、玉ねぎ、ネギ、、等たくさんありますね。

よく考えてみると、冬のお野菜が多いですね。
季節のお野菜をいただくことはとても理にかなったことなのですね。


最後に最も大切なのは笑うこと!!

笑うことや身体をしっかりと休めること、今の季節であれば身体を冷やし過ぎないようにすること、これらをすることで免疫力を高める働きをするナチュラルキラー細胞という細胞を増やすことができます。

皆さんは毎日たくさん笑っていますか?
私は皆さんにお会いした時に笑いを提供できるよう日々精進します!もちろん楽しい妊娠生活、楽しいお産、楽しい産後のお手伝いも!

また何かの機会にお会いできることを楽しみにしております。
みのうらでした。



おっぱいのはなし①

赤ちゃん大好き、おっぱい大好き 助産師のごとうです。


今日は、おっぱいについて話したいと思います。
おっぱいは奥深く、神秘的で、一度には語りきることが出来ないので・・
何回かにわけて、皆さんに知っていただきたいことを伝えていきます!!


お母さんたちが出産後、子育てでまず心配なこと、不安になること・・・

それは・・・

「授乳・おっぱいに関する悩み」  です。

陣痛を乗り越え、かわいい我が子対面にでき、無事に出産を終えたお母さん。
その後に、待ち受けているのは赤ちゃんとの生活の始まりです。
おっぱいライフのはじまり。


授乳はどんなイメージがありますか?

・おっぱいはすぐでる。
・赤ちゃんはおっぱいを吸うものだ。
・授乳で困ることはない。
・出産よりは大変じゃない。
・赤ちゃんはお腹いっぱいだと眠る。 
・おっぱいだけだと大変。ミルクはよく眠る。       こんな感じ?

もちろん違うイメージを持っている方も見えると思います。

妊娠中は、妊娠生活を順調に過ごすことや、出産が安産になるように・・
などに目が向きます。
子育てについては、赤ちゃん用品など何が必要か?などに目が向くように思います。

実際、どうやって授乳をしていこう。

母乳で育てたい?
出来れば母乳?出れば母乳?
混合授乳がいい?
ミルク足したくない?
ミルクものめれるようにしたい?     などなど・・

具体的に自分がどのようにしていきたいか目をむけることができるのは、出産後のような気もします。
(経産婦さんは、出産・子育てを経験していることもあり、授乳についての自分の意見を持っている方が多いように思います)

実は、
おっぱいには分泌する仕組み
おっぱい育てのいいところ 赤ちゃんにもお母さんにも!
授乳には押さえておきたいポイント
妊娠中に知っておいてほしいおっぱいのこと

赤ちゃんにもいろいろなタイプがあるようです。


産後に授乳についてや、おっぱいの仕組みをきいても頭に入らないことが多いです。
妊娠中から知っておくと、産後のおっぱい生活が楽しみになると思います。


当院では妊娠中に 
「おっぱいクラス」 を開催しています。
毎月第2木曜日 14:00~15:30  
この機会にぜひ参加してみてくださいね。

私、ごとう IBCLC(国際認定ラクテーションコンサルト)が担当しています。

☆IBCLC 覚えていてね!
国際資格を持った「おっぱい育てを支援する専門家」を国際認定ラクテーションコンサルタント(IBCLC)
と呼びます。お母さんたちのお話をよく聞き、役に立つ情報を提供し、どうしたらおっぱい育てがうまくいくのか
お母さんと一緒になって考え、実行するお手伝いをしていきます。
2015年現在 世界102か国で28105人 日本では994人 のIBCLCが活動しています。

おっぱいに関する絵本や
子育てに関する本も紹介しています。

当院待合にも、
「今から始めるラクラク育児BOOK」
「気がかりスッキリらくらく育児BOOK」    置いてありますので
妊婦健診待ち時間に手に取ってみてくださいね!!
 

あけましておめでとうございます

こんにちは! 助産師のさかいです。 

みなさん、年末年始はいいかがお過ごしでしたか?
当院では、大晦日も元日も赤ちゃんが生まれ、おめでたい年越しになりました☆


さて、明日1月7日は五節句の一つ『人日』です。
『七草の節句』ともいい、七草粥を食べる日です。

なぜ人日に七草粥を食べるのか…

その昔、中国では人日に無病息災を願って七草入りの汁物をいただく風習があったそうです。
一方日本でも、年の初めに若菜を摘む『若菜摘み』という風習があり、それらが合わさって『七草粥』を食べる日となったようです。

つまり、“お正月の暴飲暴食で疲れた胃腸を休める”だけではなく、“時季の食物をいただき、今年一年健康に過ごせるように願う”ことも大切な目的なのですね。

スーパーによっては、七草粥セットが売られているところもあるようですから、お手軽に調理ができそうですね。

「七草粥はちょっと……」と思われる方、、、
冬野菜で代表的なものに、白菜、ほうれん草、春菊、芽キャベツ、ブロッコリー、カブ、芋類などがあります。
それらの野菜をたっぷり使って、鍋やスープにしても良いですね。

上記の野菜には、塩分の吸収を抑えるカリウムや葉酸、食物繊維が豊富に含まれています。
好きなもの、苦手なものがあるかも知れませんが、どれかに偏って摂取するのではなく、少しずつでも色々な種類を食べてくださいね。

もちろん、味付けは塩分控えめに !!

昆布、鰹節、きのこ類などの旨味を上手く活用したり、生姜やゆずなどの香りが強いものを加えたりすると、少しの塩分でも満足できる味付けになりますよ。



も~いくつ寝ると…♪

こんにちわ。

ゆりレディースクリニック 助産師軍団 お笑い担当、ふじがきです。
(…不安になった患者様方、大丈夫です、ちゃんと仕事します!)
妊婦さん向けの情報提供のほかにも、お産にまつわる雑学や、余談も混ぜてお伝えしていこうと思いますので気楽に読んでいただけたら嬉しいです。

今日は今年一の寒波がやってきましたね、朝起きたら一面の銀世界にびっくり!
クリニックの庭もきれいな雪化粧でした。
前回のブログでお話ししたように、女性にとって「冷え」は大敵です。
みなさんあったかくして過ごしてくださいね。

さて、もうあと3日で今年も終わりです、一年早い!
みなさんも大掃除、年賀状印刷などなど年末行事に追われているのではないでしょうか?
今はお掃除も便利グッズがたくさん出ていますが、昔の人のようにしゃがんで雑巾がけをしたり、窓拭きをしたりするのは、妊婦さんにはおススメのプチ体操になりますのでぜひやってみてください。
お産では意外に普段使わない筋肉を使うので、産後「なんでこんなところが筋肉痛!?」ということもあります。太ももの内側や、ふくらはぎ、股関節を伸ばしたりするのに、立ったりしゃがんだりを繰り返すスクワットなどはとっても有効です。
便利なグッズに頼らず、今年はストレッチお掃除もいいかもしれませんよ。
あ、もちろんお腹の張りを自覚している妊婦さんは無理をしないでくださいね!

それでは皆さん、良いお年をお迎えください。
新しい年が皆さんにとって素敵な年になりますように!

外来は1月4日からになります。
妊婦健診の皆さん、また、1月にお会いしましょう。
美味しいものがならぶお正月、体重増加の呪縛に負けないよう、食べ過ぎにご注意くださいね~(笑)



ブログはじめました。

こんにちは。

ゆりレディスクリニック 助産師のごとうです。

助産師ブログはじめました。
妊婦さんに向けて、妊娠中にできるからだ作り、生活について、出産が近づいた時の心構え、出産後の赤ちゃんとの生活についてなど。
また、当院でのスクールの様子や助産ケア、スタッフが大切にしていること、当院に受診している方の妊娠、出産、子育てがより楽しめるようにブログを通じて発信できればと考えています。

12月になりました。寒い日が続くようになりましたね。
今回のテーマは「冷え」について

身体の冷えは古くから、万病のもと と言われています。
それは男性、女性関係なくどの世代にも言えることです。
もちろん妊婦や産婦にも同じことが言えます。

妊婦も「冷え」は大敵です。
体が冷えることで、お腹が良く張ったり、むくみやすくなったり、逆子になったり・・
身体は正直です。
マイナートラブルがある時こそ、体が冷えていないか確認してみてください。
産婦にも「冷え」は大敵です。
陣痛がなかなか来なかったり、陣痛がきているのになかなか出産に至らなかったり、子宮の循環がよくないとお産にも響きます。
妊婦、産婦は足元を温めるようにしましょう。
この時期は足首まである靴下やレッグウォーマーは必需品になりますよ。
お家では温かいものを飲んだり、食べたりして体の中から温めましょう。
お風呂も効果的です。半身浴などおすすめです。

急に寒くなって体も赤ちゃんもびっくりしているかもしれません。
どうぞ身体を、冷やさず体調も整えれるといいですね。

岐阜市で産婦人科をお探しの方はゆりレディスクリニックへ

058-246-1011